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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 中央競馬の1年を締めくくる有馬記念。
 しかし、こちらも忘れてはいけません。中山大障害です。
 土曜開催はともかくとして、できれば、メインレースで行ってほしいものですが。

 制したのは、キングジョイ。昨年2着からの戴冠です。
 昨年は及ばなかった、直線での強襲が、今年は、見事に決まりました。

 昨年の覇者メルシーエイタイムが2着。これで、中山大障害4年間で3度目の2着となりました。
 今年は、春の中山GJも2着。タイトルは、昨年の中山大障害のみですが、中山は、本当に走ります。

 そして、マルカラスカル…。
 中山に来るたびに、大幅に馬体重を増減させる馬が、今回は、体重の変動なし。落ち着きもあって、状態は万全にみえました。

 が…

 後続を大きく離しての快調な逃げでむかえた、襷コース。
 なんと、コーナーを曲がらず、外ラチに向かって一直線!あわや、ラチにぶつかりそうな勢いに、西谷騎手は、急減速。
 バランスを崩して大きくふくらみながらも、なんとかコーナーを曲がって馬群に戻ったときには、10馬身以上差のあった先頭から、5・6番手まで下がっていました。
 それでも、すぐに先頭を奪い返し、そのまま直線を向いたときには、なんとかなるか、とも思ったのですが、大障害は、そこまで甘くない。さすがに力尽き、5着まで着順を落としてしまいました。

 あの、コーナーでのハプニング、どうも、ハミが抜けなくて、曲がれなくなってしまったのだとか…。
 落馬はともかく、逸走までは、さすがに、想定できませんでした(涙)…。
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 あの衝撃のパフォーマンスから11年、グラスワンダーの名前が、再び、朝日杯にかえってきました。
 セイウンワンダー、父子制覇です!

 心配のスタートはまずまずも、道中、後方の位置取りを見てハラハラ、直線、馬群に突っ込んでいくのを見てハラハラ、しかし、岩田騎手は自信ありだったのでしょう、速い脚をつかって、狭いところから、あっという間に、突き抜けてみせました。

 11年前、4コーナーから、次元の違うマクリをみせて、そのまま、楽々と2馬身1/2差、1分33秒6 をたたき出した、グラスワンダー。
 さすがに、比較するのはかわいそうで、内容は平凡かもしれませんが、こちらは、新潟2歳S以来、一頓挫あっての休み明け。決して万全とはいえない状態で勝ち切ったことに、大きな意義があります。
 岩田騎手が、“すごい”と評する馬体は、まだまだ、成長の余地あり。過去には、クラシックに直結するといわれていながら、ナリタブライアン以来、クラシックホースのでていない朝日杯馬ですが、セイウンワンダーのスケールが、朝日杯の失われた歴史を取り戻します。

 フィフスペトルが、強烈な追い込みで2着。
 函館2歳Sの勝ち馬にありがちな、単純な早熟馬ではなさそうで、この後も、小回りコースや短距離路線で、注目したいと思います。

 右腕の骨折から、驚異的な回復力で復帰した、武豊騎手。
 ブレイクランアウトで、早速、1番人気に推されましたが、3着。重賞勝ち馬4頭をさしおいての1番人気は、武豊人気も、多分にあったでしょう。
 この日の騎乗は、朝日杯1鞍だけ。エンジン全開は、来週でしょうか。

 馬券は、当然のように、セイウンワンダーの単複、そして、枠連が的中。
 この秋は、本当に、グラスワンダー様様です。

 さあ、来週は有馬記念。いよいよ、2008年のフィナーレです。
 スローの流れを後方追走、余裕綽々で大外に持ち出すと、直線、あっという間に突き抜け、最後は流しながらの2馬身1/2差。
 ブエナビスタが、圧勝で、母ビワハイジとの母娘制覇を果たしました。

 17分の6の抽選をくぐりぬけて出走の1勝馬。
 前走の勝ちっぷりがいいとはいえ、単勝2.2倍は、正直、過剰人気に感じていたのですが、そんなことはない、というか、それ以上の、ちょっと次元の違う強さに、脱帽です。
 初の関西遠征で、8kg馬体重を減らしていた、2着のダノンベルベール、まだキャリア2戦目の、3着ミクロコスモス、ともに、まだ、上昇の余地はありそうですが、この差は、決定的。
 強いて死角をあげるとすれば、すでに完成されている感があり、どれだけ上積みがあるかということと、テンの速い馬があらわれたときに、スピードに対応できるかということ。
 重箱の隅をつついてるのは承知の上。思わず重箱の隅をつつきたくなるような強さで、ブエナビスタが、来年のクラシック戦線の主役に躍り出ました。

 馬券の本命は、ジェルミナル。
 10kg減の馬体は、良くみえたのですが、好位から伸びず、は、スローを考えると、完敗といってよさそう。
 1番人気、3番人気、4番人気と、上位人気が順にはいっている中、6着に敗れた2番人気を選んでるというのは、なんともはや…。
 ところで、全然、関係ないのですが、福永騎手が社台RHの勝負服って、珍しいように思ったのですが、気のせいですかね…?
 カーリンが来なかったのは残念ですが、日本勢は豪華メンバーが揃った、今年のジャパンカップダート。
 制したのは、カネヒキリ。
 3年前の覇者が、鮮やかに、返り咲きました。

 前走の武蔵野Sが、2年4ヶ月振りのレース。長期休養の原因は、2度にわたる屈腱炎。
 9着敗退も、むべなるかなで、ダートGⅠ4勝の実力馬も、さすがに、能力の減退は避けられないと思っていました。
 それが、たたき2戦目で、見事な変わり身。パドックでの雰囲気は、絶好にみえました。
 同一GⅠを、3年おいて、再度、制覇するなんて、例のないこと。しかも、屈腱炎を克服してのものだけに、これは、厩舎スタッフの努力を、いくら賞賛してもしすぎることはないでしょう。
 まさに、奇跡の復活です。

 国内ダートGⅠ6連勝中、現役最強ダートホースのヴァーミリアンは、国内では2年振りの敗退となる、3着。
 位置取りは、確かに、後方でしたが、絶好調のヴァーミリアンなら、それでも、突き抜けていたような気がします。馬体重の12kg増は、数字ほどではないにせよ、太目にみえました。

 残念だったのは、サクセスブロッケンとカジノドライヴの3歳馬2頭。2番人気、3番人気と、世代交代の期待を集めながら、結果は、8着と6着。
 経験値の差は、もちろん、あるでしょうが、考えていた以上の力差を、感じざるを得ませんでした。

 馬券は、2着に、人気薄のメイショウトウコンがきましたが、軸にしていたヴァーミリアンと同枠だったために、代用品で、枠連が的中。
 これぞ、枠連の醍醐味(笑)。助かりました…。
 サクラメガワンダー、13ヶ月ぶりの勝利、2年振りの重賞制覇は、大外を回して、3馬身差の快勝。
 単勝1.8倍の断然人気も、GⅠだろうがオープンだろうが、相手に関係なく、少し足りない競馬を続けていただけに、ちょっと(実は、かなり)、不安があったのですが、それまでが嘘のような勝ちっぷり。ここにきて、本当に強くなっています。
 この賞金加算で、除外の心配が少なくなったのは、なによりの収穫。先の話ではありますが、おそらくは最大の目標になるであろう、宝塚記念が楽しみになりました。どうか、無事にいきますように。

 イルミネーションJSに出走のマルカラスカルも、貫禄の圧勝。なんとびっくり、2着に4.6秒もの大差をつけました。しかも、均量は、他馬より3kg増。
 スピードの違いでハナに立つと、道中は、ペースを落とす余裕もみせ、中山大障害のタイトル奪還へ、順調なステップとなりました。

 この秋、グラスワンダー産駒が、絶好調です。
 後に控えるは、朝日杯のセイウンワンダー、中山大障害のマルカラスカル、有馬記念のスクリーンヒーロー(ひょっとしたら、サクラメガワンダーも?)。
 この勢い、年末まで、止まるわけにはいきません!
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[10/04 山手のドルフィン]


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