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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 3歳三冠最終戦のトライアルが始まり、いよいよ、秋競馬も本番。

 セントライト記念を勝ったのは、ダイワワイルドボア。夏は、1000万特別を勝ち切れず、上がり馬というには、少々、頼りない感じ。2着にマイネルチャールズ、3着はノットアローンと、春の既成勢力が続きます。
 牝馬のローズSは、桜花賞トライアルを勝ったマイネレーツェルが1着、以下、ムードインディゴ、レジネッタと、こちらも、新興勢力はあらわれませんでした。

 そんな中、札幌の500万下を勝ち上がった3歳馬に注目です。

 アーネストリー

 この馬は、グラスワンダー産駒の3歳世代で、もっとも、評判になっていた馬。
 いってしまえば、グラスワンダー好きゆえの注目馬というわけなのですが。

 去年の7月、新馬戦でデビュー勝ち。
 このレースは、2着に、後のオークス馬トールポピー、3着は、後にシンザン記念を勝つドリームシグナル、そして、8着に、後の皐月賞馬キャプテントゥーレ、と、そうそうたるメンバーの揃ったレースで、そこを勝ったアーネストリーには、それは、大きな期待を抱いたものです。とうとう、グラスワンダーから、クラシックホース誕生か、と。

 が、しかし…

 その後、故障のため休養。
 3月に復帰するも、3着に敗退。そして、また故障、休養…。
 結局、春のクラシックは、出走さえできずに終わりました。

 そのアーネストリーが、再び、戻ってきたとあらば、これはもう、注目しないわけにはいきません。

 復帰初戦の500万特別は、5着敗退。ちょっと、雲行きが怪しくなるも、休み明けで馬体重30kg増ではしかたないと、無理やり納得。
 そして、中2週でのぞんだ500万の平場戦。さすがに、ここで負けるわけにはいきません。2馬身差の完勝で、ようやく、待望の2勝目をあげました。

 もうすぐ、三冠最後の菊花賞。
 はたして、出走できるのか、そもそもが、菊花賞をめざすのかどうかもわかりませんが、変則二冠馬ディープスカイを除けば、どんぐりの背比べ的な、今年の3歳牡馬戦線なら、出走できればひょっとして…、なんて、思ったりして。500万を勝ったばかりなのに、なんという、ひいき目。
 でも、ひいき目でいいんです。密やかに期待しています。
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 コウエイトライは、7歳牝馬。
 同一重賞3連覇だけでも珍しい記録なのに、その全てがレコード勝ちというのは、他に例がないのでは。
 要は、歳を重ねながら、レコードを更新し続けているということで、衰え知らずとは、まさに、この馬のこと。

 障害重賞は、これで6勝目。
 J・GⅠのある中山への出走がないので(確か、飛越が低いから、という理由だったような)、やや地味な印象はあるものの、そうやって慎重に使われている分、消耗が少なく、息の長い活躍ができているのかもしれません。

 来年は8歳になるとはいえ、競争寿命の長い障害戦。この調子で、ちょっと、気は早いけど、4連覇の偉業を期待したいところです。
 グラスワンダーが好きでした。
 なので、産駒にも期待しているのですが、ここまで、ちょっと物足りないかなぁ…、というのが、正直なところ。期待値が高すぎるというのはあるのですが。

 そんな中、今年の2歳馬の中で、早くから評判になっていたのが、セイウンワンダー。
 新馬戦は1番人気で2着に敗れたものの、3着には9馬身差。続く2戦目を6馬身差で勝ち上がり、評判に応えてくれました。

 そして、むかえる3戦目が、重賞の新潟2歳S。
 ここを、あっさり通過できるようなら、夢は大きくひろがるというもの。力が入ります。

 相手は揃いましたが、堂々、単勝1番人気。高まる期待と共に、いざ、スタート。

 が…

 なんと、出遅れ。しかも、挟まれたか、ポジションは最後方。
 馬場は、追い込みの難しい、不良馬場。
 これは致命的と、ちょっと(実はかなり)、あきらめモードに入りつつ、やがて、レースは直線へ。

 大きく広がる馬群に、セイウンワンダーの進路は、一番外、外ラチいっぱい。
 そこからでした。
 ためていた力を爆発させると、力強い末脚で、長い直線を一直線。
 次々と前をいく馬をとらえ、最後は、1馬身1/2突き抜ける完勝に、嬉しいやら、ホッとするやら。よくやってくれました。

 レース後のインタビューで、“後方からいったのは作戦か”と聞かれた岩田騎手は、“ほんとは前にいくつもりだった”と言い、出遅れに、「ガチ、焦りました(笑)」。
 見てたこちらも、ガチ、焦りました(笑)。

 レース内容の良し悪しはともかく、派手な勝ちっぷりで、力は示せたであろうし、テレビで見たパドックの馬体は雄大で、上積みの余地も、まだまだ、ありそう。
 ぜひとも、グラスワンダーにクラシックの勲章を。
 気が早いのはわかってるのですが、期待せずにはいられません。
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[10/04 山手のドルフィン]


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