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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 前回、“時代遅れ”といったような意味合いで、「アナクロ」という言葉を使ったのですが(椎名さん、ごめんなさい(汗))、これ、最初は、「アナログ」って書こうとしてました。
 表現としては、よく使われているものだと思うのですが、少し気になるところもあって、調べてみたところ、「アナログ」を、そういった意味で使うのは、誤用であると(ちなみに、Wikipediaより)。

 で、もう少し、調べてみると、

 アナログ … 物質・システムなどの状態を連続的に変化する物理量によって表現すること。(Yahoo!辞書「大辞林」)

 ついでに、その対義語として、

 デジタル … 物質・システムなどの状態を離散的な数字・文字などの信号によって表現すること。(同上)

 なるほど。
 本来、アナログとデジタルの違いは、“表現”の違い。
 なのに、古くは、アナログ時計とデジタル時計、最近では、なんといっても、アナログ放送とデジタル放送(地デジ化すんでますか?)。なんとなく、デジタル=最先端・新しい、に対して、アナログ=前時代・古い、のようなイメージが付与されてしまっているのですね。
 おまけに、アナログにとっては、「アナクロ」と語感が似ていて混同されやすいというのも、致命的なアンラッキーのようで。

 ということで、勉強になりました。
 これからも、勉強を怠らないようにして、できるだけ、言葉は、正しく使っていきたいものです。

 といいつつ、言葉は生き物。
 たとえ誤用でも、それが多数派になってくれば、そのうち、誤りとは言い切れなくなる可能性もあるわけで(「議論が煮詰まる」なんかは、意味が逆転しつつある感も。いや、自分も、“逆”で認識していたのですが(汗))、あんまり、こだわりすぎると、アナクロ、いや、アナログって言われちゃうのかも…。
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