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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 長い長い写真判定、その時間、なんと12分。
 まさか、ひょっとしたら…。
 やがて、1着と2着の馬番の間にでた、「同着」の文字。
 その瞬間、検量室には拍手が起こったとか。TVの前でも、思わず、拍手。
 勝利騎手インタビューは、先に上がった蛯名騎手が横山典騎手を引っ張り上げ、笑顔で肩を組むふたり。
 これまで見たことのない、ふたりいっしょのインタビューは、蛯名騎手のほっとした笑顔と横山典騎手のはじけるような笑顔。降りやまぬ雨を忘れさせる、さわやかなハッピーエンディングでした。

 桜花賞馬アパパネは、その力は認めながらも、いかにもマイラーの体型に、心配だったのが、2400m。
 しかし、パドックをみて、びっくり。
 10kgしぼってきた馬体は、すっきりとして、丸みのあった前走までの馬体とは一変、かといって、細すぎるとか不自然なところもなく、まさに、オークス仕様。こんなに変わるものなのか。
 馬の奥深さもさることながら、なにより、国枝調教師の仕上げに、感服しました。
 レースにはいると、道中は、これもびっくり、後方から。やや重の馬場に推進力を削がれているのかと思いきや、これもまた、オークス仕様、直線にはいると、確かな末脚。
 二冠達成は、昨年のブエナビスタに続き2年連続、史上12頭目となりました。

 サンテミリオンは、オークス6頭出し(!)となった、ゼンノロブロイ産駒の1頭。パドックでは、正直、それほど目をひかれなかったのですが(汗)、黒鹿毛の馬体もあいまって、どっしりとした印象だった気がします。
 道中は、アパパネと似たような位置、やや前で、中団待機。
 アパパネより先に抜け出し、しかし、アパパネに交わされ、普通なら、ここで勝負ありのはず、しかし、サンテミリオンは普通ではなかった。
 アパパネが鈍った分も多少はあったと思うのですが、二の脚、三の脚、食い下がって再び並び返してのゴールは、おそらく、寸前、わずかにでていたのではないかと。同着は、クビの上げ下げの、ほんのちょっとしたタイミングだったんじゃないかと思います。
 トライアルとオークスの連覇は、マックスビューティ以来、なんと、23年ぶり。最近の傾向も覆す、最後、執念の脚でした。

 2馬身離されたとはいえ、3着アグネスワルツも強かった。
 思いのほか悪くなった馬場に、1000m 60.6秒は、速いペースか。そのペースを2番手追走、直線、次から次へと、後ろから馬が来る中、先行勢の中では、唯一、ねばりこんでの3着。
 今回が骨折明け2戦目、パドックの馬体は細くうつって、ちょっと、頼りなさげ。それで、ここまで走るのなら、順調に身がはいってくれば、この秋、アパパネの三冠、サンテミリオンの二冠を阻むのは、この馬かもしれません。

 馬券は、パドックをみて、これはアパパネ絶対と思い、しかも、サンテミリオン同居も心強い(とかいってパドックの印象は薄かったくせに(汗))8枠から流して、もちろん、ゾロ目もおさえて、的中。
 アパパネの単勝ももっていて、直線のデッドヒートは熱かった。同着で配当は減ったけど、こちらも的中なって、馬券の方も、さわやか(かどうかはわからないけど(笑))なハッピーエンディングでした。
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