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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 2年連続の年度代表馬選出は史上6頭目、牝馬としては史上初。昨年もウオッカの年でした。

 春は、ドバイで、5着、7着。ウオッカはもう終わったのかと思わせておいて、ヴィクトリアマイルの圧勝、安田記念の大逆転。
 秋は、毎日王冠2着、天皇賞・秋3着。ウオッカは今度こそもう終わったのかと思わせておいて、ジャパンカップ、3度目の出走にして悲願の勝利。
 波乱万丈の一年は、気つけば、GⅠ3勝の年間自己ベストでした。
 あと少し競争を続けるウオッカがラストランに選んだレースは、ドバイワールドカップ。
 史上に残る名牝の挑戦は、最後の最後まで続きます。

 カンパニーの特別賞は、満場一致だったそう。
 8歳でGⅠ制覇は史上初、しかも、連勝で大団円。長い長い助走を経ての急上昇、昇ってしまえば、引き際は、あくまで、あっさりと。
 ミラクルなベテランは、爽やかに去っていきました。


   年度代表馬 : ウオッカ
   最優秀2歳牡馬 : ローズキングダム
   最優秀2歳牝馬 : アパパネ
   最優秀3歳牡馬 : ロジユニヴァース
   最優秀3歳牝馬 : ブエナビスタ
   最優秀4歳以上牡馬 : ドリームジャーニー
   最優秀4歳以上牝馬 : ウオッカ
   最優秀短距離馬 : ローレルゲレイロ
   最優秀ダートホース : エスポワールシチー
   最優秀障害馬 : キングジョイ
   特別賞 : カンパニー
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 前人未到の6年連続有馬記念出走をはたし、これで引退なのではと思っていたコスモバルク、やはり、一筋縄ではいきませんでした。アイルランドとは。

 有馬記念は、五十嵐冬樹騎手がおしておしてでていくも、ついていけずに中団から。ただ、大負けせず10着に踏みとどまっているのだから(10着だけど)、それほど捨てたものでもないような気もします。
 とはいえ、さすがにGⅠでどうにかなるとは思いにくいのも確かではあるし、そもそも、出走するのに肩身の狭い思いを強いられる状況では、2歳から続けてきた飽くなき挑戦も、さすがに限界といわざるをえないかもしれません。

 それでも、コスモバルクに託されたのは、走ること(オーナーサイドが言うところの“ご褒美”であるかどうかはともかくとして)。それがコスモバルクの存在意義であるなら、とことん、がんばってほしいと思います。
 アイルランドの競馬のレベルはわからないけど、活躍して、来年の有馬記念で凱旋帰国、空前絶後の7年連続出走なんてことを夢見つつ。
 史上9頭目となる、春秋グランプリ制覇。
 06年の最優秀2歳牡馬ドリームジャーニー、5歳にして再覚醒です。

 1馬身の出遅れは、本来なら痛恨、でも、追込のドリームジャーニーにとっては、むしろ、腹を括れたか。
 リーチザクラウンが飛ばすペースも味方して、後方2番手から、4角まくって末脚一閃。強い競馬でした。
 父ステイゴールドから受け継いだのは、小さな体だけでなく、晩成の能力。来年は、さらに強いドリームジャーニーをみることができるかもしれません。父が初めてGⅠ(香港ヴァーズ)を制したのは、7歳の暮れのことでした。

 この秋、勝ち運から見放されている感のあるブエナビスタ。
 それでも、49年ぶりの3歳牝馬優勝の期待をかけられた、1番人気となりました。
 鞍上が安藤勝巳騎手から横山典騎手へスイッチ、道中の位置取りが注目されましたが、スイッチの意味を考えれば、おのずと答はでるわけで、先行策は、ある意味、予想通り。
 レースの流れは速くなり、しかも、1番人気の宿命か、早め先頭、それで、ドリームジャーニーに交わされながら最後まで食い下がり、3着以下を大きく離しての2着は、やはり、ブエナビスタ強かった。そして、やはり、運がなかった。
 いつもの後方待機策なら勝てていた、とはいわないけど(ドリームジャーニーは強かった)、先行策を試みるには、厳しいペース。有馬記念史上2番目の好タイムでの決着に、他の先行馬は総崩れでした。
 とはいえ、同世代では最先着。ジャパンカップ3着のレッドディザイアに対しても、十二分に面目を保った格好で、ウオッカ・ダイワスカーレットのように、この世代も牝馬2頭が引っ張る形になりそうです。

 その3歳世代の中で期待していたのが、グラスワンダーの子、セイウンワンダー。
 馬体は4kg増。相変わらず、太めにみえるのは、もはや、仕様なのか(笑)。ただ、子供っぽさは、ずいぶんと抜けてきたような気はします。
 直線、うまく内にもぐりこんだときは、いける!と思ったのですが、伸び切れずの6着。
 昨年の2歳チャンピオンも、結局、今年は勝ち星なし…。それでも、グラスワンダー産駒初の三冠完走(しかも、3着2回)に有馬記念にまででたのだから、よくやりました。
 まだまだ、良化の余地はあると思うので、来年以降、ドリームジャーニーのような再覚醒を期待しています。

 馬券は、パドックでよくみえたドリームジャーニーとフォゲッタブルからの三連複総流しを、あと少しのところでエアシェイディにさらわれ(泣)、ドリームジャーニーの単勝のみ的中、回収率は50%…。
 まあ、当たりは当たりということで、終わりよければすべてよし。
 来年も、楽しく競馬ができますように。
 キングジョイが2連覇となり、メルシーエイタイムとのワンツーは、これで3年連続。
 この2頭、ともに7歳なのですが、この世代、なんと、5年連続の中山大障害ワンツー。
 この2頭にくわえ、もう引退してしまったけど05年の覇者テイエムドラゴン、屈腱炎で休養中の06年覇者マルカラスカル(昨年は逸走が…)。すごい世代です。

 キングジョイは、中山グランドジャンプ2着後、東京ハイジャンプを使って、ここへ。その前走で4着に敗れたせいか、コンビの続いていた高田騎手から西谷騎手へスイッチは、タイトル防衛への執念。
 2年続けて1番人気への騎乗となった西谷騎手は、昨年のマルカラスカル5着(昨年は逸走が…)の雪辱となりました。

 メルシーエイタイムは、おなじみ、平地をたたいての参戦。
 ただ、春は中山グランドジャンプを回避していて(ちなみに、J・GⅠに出走できる3歳秋以来、これが初めてのJ・GⅠ不出走)、1年ぶりの障害戦になったのが響いたか、4コーナーでは、勝つのはこちらかと思いましたが、直線のたたきあいで、力尽きました。

 馬券は、固く馬連的中で、わずかにプラス。
 力関係をみれば、たしかに、この2頭にさからうのは難しい状況で、来年以降も、この世代で固くおさまるのか。
 最強世代の一頭として、マルカラスカルにも、早く戻ってきてもらわねば。
 ローズキングダムが、薔薇一族念願のGⅠ制覇となりました。
 パドックをみた感じでは、馬体は細め、距離もマイルは忙しいんじゃないかと思えたのですが、完勝。思っていた以上に強い馬です。
 まだ、有力どころが集まるラジオNIKKEI杯2歳Sがありますが、それを待たずとも、三冠の筆頭候補といっていいでしょう。ただ、馬体は、これ以上、減らない方がいいと思います。

 先週に続き、キングカメハメハの産駒が2歳GⅠを制覇。
 まだ、これがセカンドクロップだけに、産駒の傾向が早熟なのか否か、GⅠ馬2頭の今後が注目となります。

 パドックで馬体がよくみえた、3番人気トーセンファントムは14着。
 外枠がこたえたにしては負けすぎだと思っていたら、レース中に右前浅屈けん不全断裂を発症とのこと。現役復帰は難しいと思われ、クラシックの有力馬になりそうだっただけに、残念です。

 馬券は、マイルならこちらだと思ったエイシンアポロンの単勝が2着。なおかつ、ローズキングダムは、きっぱりと外していたので、全滅。
 さあ、あと残すは、有馬記念(その前に、中山大障害)。
 セイウンワンダーに望みを託すつもりですが、ここにきて、なんと福永騎手が負傷。
 はたして、鞍上はいかに…。
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[10/04 山手のドルフィン]


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