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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 楽しみにしていたワールドカップなのに、レース直前で眠ってしまい、はたと目覚めて、画面をみると、グロリアデカンペオンが、ウイニングラン(涙)…。

 レッドディザイアは11着。
 中団からの競馬はよさそうにみえたのですが(もちろん、みたのはリプレイ(涙))、直線、まったく、伸びず。
 ペースは、どちらかといえば、スローだったようで、前走より前の位置どりでも、道中で無理に脚を使ってしまったという訳ではなさそう。となると、前走激走の反動があったのか。異国で走るのは、やはり、簡単なことではありません
 レッドディザイアにとって、初めての大敗となってしまいましたが、勝ったグロリアデカンペオンを、前走では負かしているのも、また、確かな事実。11着という着順ほど、世界は遠いわけではなく、次の挑戦に期待です。

 レッドディザイアは残念でしたが、その他の日本馬は、健闘でした。

 外出から戻って、テレビをつけたら、ちょうど、グロリアスノアが、ゴドルフィンマイル4着の知らせ。
 実績的に注目度が高いとはいい難い中、果敢なチャレンジだったと思います。ダート路線からは、王者エスポワールシチーがドバイ出走を断念しただけに、なおさらでした(いや、エスポワールシチー陣営を批判しているわけではないです)。

 ローレルゲレイロは、ゴールデンシャヒーンを4着。
 ハナに立つのに苦労して、しかも、直線、早々につかまって、そこからの粘り腰。こちらも、連覇のかかる高松宮記念をけっての挑戦は、素晴らしかったと思います。でも、レース後の藤田騎手のインタビュー、不機嫌そうだったなぁ(笑)。

 そして、ブエナビスタ。
 シーマクラシック、3/4馬身およばすの2着。惜しい!
 ここ2戦、先行して良績を残していたブエナビスタ、しかし、今回は、それまでおなじみだった(批判も多かった)後方待機策。直線、伸びてきて、行き場をなくしたかのような場面もありながら、さすが、ペリエ騎手、落ち着いて、ロスなくさばいたように見えました。
 個人的には、後ろからいく方が、ブエナビスタの真価は発揮されるような気がします。見た目が派手だからというのは多分にあるにせよ(笑)。

 4頭の日本馬が参加した今年のドバイは、舞台が、新設のメイダン競馬場に移り、ブエナビスタ以外の3頭は、オールウェザートラックでの出走。
 そこで、ダート路線の馬、芝路線の馬、ともに、差のない競馬になったことで、来年以降のドバイ、もっといえば、オールウェザートラックが増えつつある世界で、日本馬の可能性が広がったといえるかもしれません。
 勝ち星はなかったとはいえ、希望のみえた、今年のドバイミーティングだったと思います。
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 アイルランド行き目前で、左後脚の剥離骨折が判明。移籍を断念し、引退が決まりました。

 骨折が、国内にいるうちにわかったのは、不幸中の幸い。程度も重いものではないようで、よかった。
 もう、9歳。
 アイルランドで走るコスモバルクを、ここまできたら、見たかった気持ちもありますが、さすがに、潮時がきたようです。

 今後は、種牡馬にはならず、功労馬として余生を過ごすとのこと。
 レースで走るのも、種付をするのも、結局のところは、人の一方的な思惑。
 これまで、重すぎるくらいの思惑(もちろん、それは、「期待」ともいう)を背負って走ってきたんだから、もう、解放されてもいいのかもしれません。
 種牡馬になるだけが到達点じゃない。これが、コスモバルクのハッピーエンドだと、勝手な思い入れかもしれないけど、そんな風に思います。

 とにもかくにも、無事に北海道に戻れるのは、本当に、よかった。
 お疲れ様でした。
 それほど無理せずにハナにいけたようにみえたので、ひょっとしたら!、と思ったのですが…。
 残念。

 スピードはみせたので芝適性がなかったわけではなさそう。12着という着順のわりに派手にとまった印象はなく、距離もあるにせよ、それ以上に、坂がこたえたんじゃないかと、そんな風にみえました。

 桜花賞への出走は夢に終わり、でも、だからといって、ラブミーチャンの価値が下がるわけもなく、その強さを発揮できる舞台は、いくらでもあるはずです。
 進むべき道はひとつにあらず。
 ラブミーチャンの次走は、浦和桜花賞の予定だそうです。
 マクトゥームチャレンジラウンド3の後、ジャパンカップ後に続く、2度目の鼻出血を発症したとのこと。予定されていたラストラン、ドバイワールドカップを待たずに、ウオッカ、引退です。
 あまりに急転直下の結末は、残念ではあるけれど、大事に至らずに、無事、繁殖入りできそうなのは、なによりでした。

 64年ぶりの牝馬のダービー制覇。なんといっても、あの衝撃は忘れられません。
 それだけでも、史上に残る充分な実績のはずなのに、さらに挑み続けたウオッカ。
 一時は、「牝馬のダービー馬」という肩書が重いんじゃないか、その肩書ゆえに過剰な期待がかけられてるんじゃないかと思ったりもしたのですが、何度も敗れ、何度ももうだめだと思われながら、それでも挑み続けた結果が、7つのGⅠ制覇、そのうち5つは、牡馬相手。
 気がつけば、あんなに衝撃だったダービーが、単なるひとつの“エピソード”になってしまうくらい、とんでもない実績を積み上げていました。

 08年・09年の2年連続年度代表馬に、07年有馬記念から09年有馬記念まで5期連続の春秋グランプリファン投票1位。
 ここ数年の競馬をひっぱってきたのは、間違いなく、ウオッカで、引退は、三たび挑んだドバイの地で、大外を駆け抜けるレッドディザイアをみて、後継馬ができたと、ほっとしたからかもしれません。

 が、これだけドラマティックな馬ウオッカが、このまま幕を下ろすはずもなく、当然、続きは、産駒へ。
 初年度の配合相手は、アイルランドにわたって、昨年の凱旋門賞馬シーザスターズ。
 世界への挑戦が、また、始まります。
 グリーンチャンネル見るために、夜中の3時に目覚ましかけて、よかった。ちゃんと、目が覚めて、よかった。
 ウオッカとレッドディザイア、2頭の日本馬が出走した、ドバイワールドカップの前哨戦、マクトゥームチャレンジラウンド3。
 勝ったのは、レッドディザイア!
 ひさしぶりの日本馬海外重賞を制覇です。

 レッドディザイアの道中は、後方2番手。
 オールウェザーの馬場についていけないのかと思ってたら、直線、まさかの(すみませんっ(汗))豪脚炸裂。逃げ込みをはかるグロリアデカンペオン(昨年のワールドカップ2着馬!)を、見事、捕らえ切りました。

 ここを勝ったことで、レッドディザイアの次走は、予定のシーマクラシックからワールドカップに変更になる可能性もある模様で、そうであれば、オールウェザーの馬場はこれで問題なし、距離もシーマクラシックの2410mよりはワールドカップの2000mの方が向いているように思うので、できれば、最高峰ワールドカップに向かってほしいもの。
 ワールドカップ出走となれば、相手は、さらに強くなるでしょうが、期待は、いやおうなしに高まります。

 一方のウオッカは、8着。
 道中は、先行策の5番手。かかり気味に追走しているのをみると、馬場が合わないことはなさそう。
 ただ、気になるのは、直線、手応えありそうにみえながらの失速が、昨年のドバイデューティフリーのリプレイのようにもみえたこと。ドバイには、なにか、ウオッカの力(もしくは、気持ち)を削ぐものがあるのかもしれないと思ったりもして。
 とはいえ、数々、敗退の後に劇的な勝利をあげてきたのが、ウオッカ。見限る気持ちは、毛頭、なく、いよいよむかえるラストラン、期待するのは、もちろん、ハッピーエンドです。
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[10/04 山手のドルフィン]


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