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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 今年の桜花賞は、関西テレビ馬場鉄志アナウンサーの、最後の競馬実況となりました。この秋に、定年をむかえるようです。
 スタート前の、「大変に私事ですが、この桜花賞をもって競馬の実況にピリオドを打ちたいと思います。三十有余年にわたっての叱咤激励、本当にありがとうございました」の言葉に驚き、そして、感無量になりました。

 関西テレビの競馬実況といえば、なんといっても、杉本清アナウンサー。その影に、長い間、隠れていた感はありますが、馬場アナの実況もうまいと思っていたし、好きだったので、名手がふたり、西で重なっているのが、東の住人としては、実にもどかしく、西のGⅠは杉本アナでいいとして、東のGⅠを馬場アナがしゃべってくれればいいのにと、ずっとずっと、切望していたものです。

 馬場アナといえば、印象が強いのは、“ラストラン”にもなった、桜花賞。
 特に、スタート直前に口にするフレーズが好きでした。

 「咲くもよし散るもまたよし十八本の桜花(さくらばな)」(94年・オグリローマン)

 「いざ、京の都の花戦(はないくさ)」(95年・ワンダーパヒューム)

 「咲けば散る咲かねば恋し十八頭の女馬」(99年・プリモディーネ)

 「華やかでしかし儚くも哀しい桜花賞」(09年・ブエナビスタ)

 ゴールの実況では、これを思い出します。

 「花曇りの空に一等星輝きました、ベガ優勝です!」(93年・ベガ)

 これを受けて、オークスでは、フジテレビの三宅アナが、「西の一等星は東の空にも輝いた!」とやりました。

 シンプルだけど、直線のこれも好きです。

 「一番外からオグリオグリオグリっ!!」(94年・オグリローマン)

 たたみかける繰り返しに、直線の興奮が伝わってきます。
 エリザベス女王杯の、「内からダンスダンスダンス!ダンスパートナー!!」というのもありました。

 ついこの間、杉本アナからGⅠを引き継いだばかりのように思っていましたが、一番長くしゃべっている桜花賞は、もう、20年近く。もちろん、それ以外のレースも、たくさん、しゃべっていたわけで、馬場さんの声が聞けなくなるのは、本当に、寂しくなります…。

 長い間、お疲れ様でした。

 「さあ、18頭のゲートインが終わります。憧れの花舞台、あのラブミーチャンもあこがれた花舞台です。態勢完了、スタート!…」
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