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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 ビデオに録ろうと思ってたけど、録ると、後で見ればいいやってなって、後で見ればいいやってなると、なにせ、三話あわせて8時間以上、面倒になって見ないであろうことは、火を見るより明らかで、三谷幸喜好きとして、それはあるまじきこと。
 なので、がんばって、金・土・日の3日間、夜9時からの2時間超、毎日、きちんと、テレビの前へ。最近は、決まった時間に、しかも、定期的にテレビを見るということを、あまり、していないので(除く競馬中継(笑))、なんだか、新鮮な感覚でありました。

 ホームドラマという題材ゆえか、三谷作品初登場の役者さんが多かったせいか、いつもの三谷さんのカラーは、やや、薄かったような印象。
 とはいいつつ、名だたる役者をこれでもかと揃えながら、浮かれた豪華さを排し、それでいて、皆の存在感をきっちりと際立たせる(誰ひとりムダに思わせない)、見事な交通整理は、さすが、三谷さん(もちろん、役者さんの力もすごい)。ところどころの笑わせどころも、やはり、コメディライター、らしさがありました(つるちゃんの、流転しながら八面六臂の活躍は、「新選組!」の捨助かと(笑))。

 昭和の事件や著名人を次々と折りこみながらの展開も面白く、シリアスなドラマであれば、途端に嘘くさくなるところ、コメディならではの“説得力”で、大胆に見せ切った感(「わが家の歴史」をコメディというわけではないけれど(笑))。なんというか、コメディのもつ可能性、そして、底力をみることができた気がします。

 ビデオに録らなくて(そして、録りっぱなしにならなくて)、よかった。リアルタイムで見ることによる高揚感も感じることができたし(生放送じゃなくてもそういう感じってあるんだなぁ、と)、3日間、8時間超、テレビに捧げた甲斐が、十二分にありました。
 三谷さんの新境地にして真骨頂のドラマだったと思います。
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