人生とオムレツは、タイミングが大事
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
以前、外回りをやってた頃に、昼食を食べに、よく行っていた喫茶店。
その仕事を離れてからは、行く機会がなく、もう、15年くらいは経つだろうか。
たまたま、その近くに行く用事ができて、それが、たまたま、昼時だったので、ひさしぶり(と簡単にいうけど、15年ぶり!)に、行ってみることにした。
本当は、用事は、そこでなくてもいいのを、わざわざ、そこにして、時間も、わざわざ、昼時にしたのだけど。
その喫茶店は、住宅地の中にある、個人経営の小さな店で、ひょっとしたらもう店を閉めてるかも、なんて、失礼なことを思いながら、店の前に行ったら、しっかりと営業中。感無量…。
ほっとして、ガラス越しに店内をちらりとのぞくと、ひとりだけど、お客さんもいるよう。
一見でふらりと入るような雰囲気の店ではなく、一見じゃないけど、なにせ15年ぶり、実をいえば、逡巡もあったのだけど、せっかく、ここまで来たのだからと、店の周りを一周した後、意を決して、扉を開けた。
からんころん、と鳴る鈴の音。
あの頃と同じだ、と、懐かしさを感じてたら、出てきたマスターが、まるで変わってないのに、びっくり。この人はいくつなんだろう。当時は、いくつだったんだろう。
内装やテーブルも変わってないようにみえ、なんだか、嬉しくもあり、不思議な戸惑いも、少し。きっと、ここは、時間が穏やかに流れてる。
当時あったランチメニューがなく(13時を過ぎてたから下げたのかもしれないけど)、注文は、ジャムトーストとミルクティー。
ひとりだけいたお客さんは、すぐに出て行き、店の中は、自分とマスターだけ。緊張する状況かなあ、なんて思ったけど、そんなこともなく、雑誌を読んで待ってるうちに、しっくりとなじんできて、なんというか、ここには、確かに、自分の過ごした時間があるんだなあ、と思った。
自分が通ってた頃は、職場の同僚も、たくさん、来ていて、昼時は、いつもにぎわっていたけど、その職場も、時勢もあって、だんだんと人が減っていき、もちろん、そのせいだけではないだろうけど、この日は、静かな店。変わってないもの、そして、変わってるもの。
あの頃は、しゃべったり、雑誌を読んだりして、平気で1時間くらいは居座ってたものだけど(汗)、この日は、それなりに忙しかったし、なにより、ひとりだったし、30分もたたないうちに、退散。少しは、成長したかな。
お勘定の時、マスターに、“昔、よく来てたんですよ”って、言おうかと思ったけど、なんだか、それも野暮なような気がして、普通に代金を払って、普通に“ごちそうさまでした”と言って、店を出た。
次に来たときはサンドウィッチを食べよう、と思い、でも、“次”なんて、きっと、ないってこともわかってる。
その仕事を離れてからは、行く機会がなく、もう、15年くらいは経つだろうか。
たまたま、その近くに行く用事ができて、それが、たまたま、昼時だったので、ひさしぶり(と簡単にいうけど、15年ぶり!)に、行ってみることにした。
本当は、用事は、そこでなくてもいいのを、わざわざ、そこにして、時間も、わざわざ、昼時にしたのだけど。
その喫茶店は、住宅地の中にある、個人経営の小さな店で、ひょっとしたらもう店を閉めてるかも、なんて、失礼なことを思いながら、店の前に行ったら、しっかりと営業中。感無量…。
ほっとして、ガラス越しに店内をちらりとのぞくと、ひとりだけど、お客さんもいるよう。
一見でふらりと入るような雰囲気の店ではなく、一見じゃないけど、なにせ15年ぶり、実をいえば、逡巡もあったのだけど、せっかく、ここまで来たのだからと、店の周りを一周した後、意を決して、扉を開けた。
からんころん、と鳴る鈴の音。
あの頃と同じだ、と、懐かしさを感じてたら、出てきたマスターが、まるで変わってないのに、びっくり。この人はいくつなんだろう。当時は、いくつだったんだろう。
内装やテーブルも変わってないようにみえ、なんだか、嬉しくもあり、不思議な戸惑いも、少し。きっと、ここは、時間が穏やかに流れてる。
当時あったランチメニューがなく(13時を過ぎてたから下げたのかもしれないけど)、注文は、ジャムトーストとミルクティー。
ひとりだけいたお客さんは、すぐに出て行き、店の中は、自分とマスターだけ。緊張する状況かなあ、なんて思ったけど、そんなこともなく、雑誌を読んで待ってるうちに、しっくりとなじんできて、なんというか、ここには、確かに、自分の過ごした時間があるんだなあ、と思った。
自分が通ってた頃は、職場の同僚も、たくさん、来ていて、昼時は、いつもにぎわっていたけど、その職場も、時勢もあって、だんだんと人が減っていき、もちろん、そのせいだけではないだろうけど、この日は、静かな店。変わってないもの、そして、変わってるもの。
あの頃は、しゃべったり、雑誌を読んだりして、平気で1時間くらいは居座ってたものだけど(汗)、この日は、それなりに忙しかったし、なにより、ひとりだったし、30分もたたないうちに、退散。少しは、成長したかな。
お勘定の時、マスターに、“昔、よく来てたんですよ”って、言おうかと思ったけど、なんだか、それも野暮なような気がして、普通に代金を払って、普通に“ごちそうさまでした”と言って、店を出た。
次に来たときはサンドウィッチを食べよう、と思い、でも、“次”なんて、きっと、ないってこともわかってる。
PR
この記事にコメントする
(08/15)
(07/18)
(07/04)
(06/28)
(06/23)
(06/14)
(06/08)
(06/05)
(06/04)
(05/31)