人生とオムレツは、タイミングが大事
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圧倒的な感動でした。
正直にいうと、放送前に、“21組のアーティストによる22分50秒のメドレー”という内容を知ったときは、少なからず、がっかりしました。
小田さんの曲にせよ他のアーティストの曲にせよ、また、小田さん単独で歌うにせよ他のアーティストと一緒に歌うにせよ、できれば、ひとつの曲はひとつの曲として、じっくりと聴きたかったし、20組のゲストは、たしかに豪勢だけど、これだけいれば、なじみのない人もいるし(これは最近の音楽を知らない自分のせいか(汗))…。
そんな“がっかり”は、しかし、番組を観ているうちに、大きく大きく、変えられてしまいました。
オープニングは、ひょっとしたら、ないんじゃないかと思っていた、小田さんのソロ。しかも、「風のように」とは、しぶい。
続いて、スターダストレビュー根本要、スキマスイッチ大橋卓弥、いきものがかり吉岡聖恵との共演で、「きよしこの夜」「クリスマス・イブ」。
特に、ひさしぶりの「クリスマス・イブ」は、感激。共演のメンバーも、みんな、好きだし、アコースティックときれいなコーラスのあたたかな雰囲気に、このときは、この曲だけで、“本が取れた”と思いました(笑)。
そして、この日のメインイベント、メドレー「22'50"」。
製作のドキュメントが流れ、そこには、苦悩する小田さん。
このメドレーを実現させるために立ち上げられた「小委員会」では、小田さんの企画に対して、ストレートな対抗意見が上がり、そのメンバーはといえば、根本要、スキマスイッチ、いきものがかり。
根本さんはともかくとして、スキマスイッチ大橋さん、常田さん、いきものがかり水野くん(あえて、“くん”(笑))が、小田さんに物怖じすることなく、きっぱりと意見しているのが、すごい。それは、委員会の一員としての責任感のあらわれなのだろうし、きっぱりと意見できる彼等だからこそ、小田さんは信頼しているのでしょう(“いじめられた”なんて言ってたけど(笑))。
これだけ名だたるアーティストが揃って、逆に、揃ったがために、小田さんのもつ(おそらくは小田さん自身にも明確ではない)イメージに対して、物理的心理的に、みんなが、どこへたどりつけるのか…。きわめて大きな“はらはら”の中、いざ、曲はスタートです。
メドレーの始まりは、「この日のこと」。
2001年、いちばん最初の「クリスマスの約束」のとき、ステージでかなうことのなかった他のアーティストとの共演を“補う”形で、つくられ、レコーディングされた曲。
♪ 来てくれてありがとう 嬉しかったふるえるくらい
この曲が、こうして、ステージに集まった多くのアーティスト達によって歌われることに、胸がいっぱいになりました。
♪ 聴かせて君の歌を その声であの歌を
そして、藤井フミヤ「TRUE LOVE」へ。各アーティストの曲が歌いつながれたここからは、とにかく、「圧巻」という言葉しかなく、最後の、いきものがかり「帰りたくなったよ」まで、わけもわからず、ただただ、涙涙涙…。
こんなに濃密な音楽を聴いたことはありません。まるで、時間が止まってたんじゃないかと思えるような、22分50秒。
いつまでも鳴り止まない拍手を聞きながら、ぜひ、現地で聴いてみたかった、と切に思いました。きっと、泣きすぎて、とんでもないことになってただろうけど。
最後は、「たしかなこと」を全員の斉唱で。
小田さんとしては、「22'50"」も斉唱でやるつもりで、でも、小委員会で“いじめられた”こともあってか、各アーティストの独唱やコーラスも使ってのアレンジになったよう。
「22'50"」については、それでよかったと思います。せっかく集まったアーティスト達、それぞれに見せ場はあってほしいし、なにより、コーラスワークは小田さんの真骨頂。小委員会の若者たち、よくぞ、さからってくれました(笑)。
ただ、小田さんが斉唱でやりたかったのも、なんとなくですが、わかるような気もするのです。
エンターテインメント性を廃したシンプルなものの中から、それでも滲みでてくる、歌や歌い手の力を感じてみたかったんじゃないか、と。うまくはいえないけど。
でも、
それでも、「22'50"」は、あれでよかったと思います。
あの「22'50"」が感じさせてくれた、怒涛のような、歌と、そして、人の力は、きっと、忘れることはないでしょう。
今年の「クリスマスの約束」は、旗振り役の小田さんの力は、確かに大きかったけれど、それ以上に、みんなでつくりあげた「クリスマスの約束」でした。
小田さんがひとりでステージに立った、あれから8年。
♪ 想いはいつかきっと 届いてくれるんだね
正直にいうと、放送前に、“21組のアーティストによる22分50秒のメドレー”という内容を知ったときは、少なからず、がっかりしました。
小田さんの曲にせよ他のアーティストの曲にせよ、また、小田さん単独で歌うにせよ他のアーティストと一緒に歌うにせよ、できれば、ひとつの曲はひとつの曲として、じっくりと聴きたかったし、20組のゲストは、たしかに豪勢だけど、これだけいれば、なじみのない人もいるし(これは最近の音楽を知らない自分のせいか(汗))…。
そんな“がっかり”は、しかし、番組を観ているうちに、大きく大きく、変えられてしまいました。
オープニングは、ひょっとしたら、ないんじゃないかと思っていた、小田さんのソロ。しかも、「風のように」とは、しぶい。
続いて、スターダストレビュー根本要、スキマスイッチ大橋卓弥、いきものがかり吉岡聖恵との共演で、「きよしこの夜」「クリスマス・イブ」。
特に、ひさしぶりの「クリスマス・イブ」は、感激。共演のメンバーも、みんな、好きだし、アコースティックときれいなコーラスのあたたかな雰囲気に、このときは、この曲だけで、“本が取れた”と思いました(笑)。
そして、この日のメインイベント、メドレー「22'50"」。
製作のドキュメントが流れ、そこには、苦悩する小田さん。
このメドレーを実現させるために立ち上げられた「小委員会」では、小田さんの企画に対して、ストレートな対抗意見が上がり、そのメンバーはといえば、根本要、スキマスイッチ、いきものがかり。
根本さんはともかくとして、スキマスイッチ大橋さん、常田さん、いきものがかり水野くん(あえて、“くん”(笑))が、小田さんに物怖じすることなく、きっぱりと意見しているのが、すごい。それは、委員会の一員としての責任感のあらわれなのだろうし、きっぱりと意見できる彼等だからこそ、小田さんは信頼しているのでしょう(“いじめられた”なんて言ってたけど(笑))。
これだけ名だたるアーティストが揃って、逆に、揃ったがために、小田さんのもつ(おそらくは小田さん自身にも明確ではない)イメージに対して、物理的心理的に、みんなが、どこへたどりつけるのか…。きわめて大きな“はらはら”の中、いざ、曲はスタートです。
メドレーの始まりは、「この日のこと」。
2001年、いちばん最初の「クリスマスの約束」のとき、ステージでかなうことのなかった他のアーティストとの共演を“補う”形で、つくられ、レコーディングされた曲。
♪ 来てくれてありがとう 嬉しかったふるえるくらい
この曲が、こうして、ステージに集まった多くのアーティスト達によって歌われることに、胸がいっぱいになりました。
♪ 聴かせて君の歌を その声であの歌を
そして、藤井フミヤ「TRUE LOVE」へ。各アーティストの曲が歌いつながれたここからは、とにかく、「圧巻」という言葉しかなく、最後の、いきものがかり「帰りたくなったよ」まで、わけもわからず、ただただ、涙涙涙…。
こんなに濃密な音楽を聴いたことはありません。まるで、時間が止まってたんじゃないかと思えるような、22分50秒。
いつまでも鳴り止まない拍手を聞きながら、ぜひ、現地で聴いてみたかった、と切に思いました。きっと、泣きすぎて、とんでもないことになってただろうけど。
最後は、「たしかなこと」を全員の斉唱で。
小田さんとしては、「22'50"」も斉唱でやるつもりで、でも、小委員会で“いじめられた”こともあってか、各アーティストの独唱やコーラスも使ってのアレンジになったよう。
「22'50"」については、それでよかったと思います。せっかく集まったアーティスト達、それぞれに見せ場はあってほしいし、なにより、コーラスワークは小田さんの真骨頂。小委員会の若者たち、よくぞ、さからってくれました(笑)。
ただ、小田さんが斉唱でやりたかったのも、なんとなくですが、わかるような気もするのです。
エンターテインメント性を廃したシンプルなものの中から、それでも滲みでてくる、歌や歌い手の力を感じてみたかったんじゃないか、と。うまくはいえないけど。
でも、
それでも、「22'50"」は、あれでよかったと思います。
あの「22'50"」が感じさせてくれた、怒涛のような、歌と、そして、人の力は、きっと、忘れることはないでしょう。
今年の「クリスマスの約束」は、旗振り役の小田さんの力は、確かに大きかったけれど、それ以上に、みんなでつくりあげた「クリスマスの約束」でした。
小田さんがひとりでステージに立った、あれから8年。
♪ 想いはいつかきっと 届いてくれるんだね
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