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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 10月17日・18日、京都競馬場で、新しいスタイルの馬券、「クイックピック馬券」の試験発売が始まりました。

 クイックピック馬券とは、コンピューターに、ランダムに買い目を決めてもらう、おまかせ馬券。
 予想するのが大変(面倒(笑))な人向けに、気軽に馬券を買ってもらおう、そして、あわよくば、高配当を当ててもらおう、というのが趣旨なんだと思うのですが、totoやロトほど複雑ではない競馬の馬券、たかだか、数字3つが最大なら、自分で適当に選ぶのでも、事足りるような気がするし、配当にしても、本命がきたら、当たっても、喜び半減のような気がして(18日には、500万馬券の的中があったようですが)、ちょっと、この馬券のねらいがわかりづらいかな、と。

 気がかりなのは、この馬券の売上が上がれば、オッズのバランスが崩れるんじゃないかということ。
 まあ、どちらかといえば本命を買う方が多い自分にしてみれば、穴馬券にクイックピックの売上がいって、本命のオッズが上がるのは悪いことじゃないのかもしれないし、そもそも、オッズが左右されるほど売上があるとは、JRA自身、考えてないのかもしれませんが。

 いっそ、クイックピック馬券は、通常の馬券とは別組のオッズにしてくれれば、オッズが荒れる心配もなくなるし、個人的には、俄然、興味がでてきます。
 クイックピックは、原則として、全部の組み合わせが平等に売れるわけだから、オッズも、全て、同じ。
 例えば、18頭立ての単勝なら、控除率(単・複は概ね80%)を考慮すると、1,440円の計算で、秋華賞でいうと、ブエナビスタでもレッドディザイアでも、みんな、単勝 1,440円。
 もちろん、買いたい馬を買える可能性は、あくまで、18分の1だから、決して、お得な話ではないけれど、勝つと思った馬の単勝が、あまりにつかないと思ったら、18分の1に賭けてみるのも、面白いと思うのです。
 500万馬券のような、大きな夢はなくなるけど(18頭立ての三連単でも、計算上、367,200円)、そんな馬券、めったにでるものではなく、多くの場合は、通常のオッズを上回る配当になると思います(367,200円を越える配当の三連単って、そう頻繁にはないんじゃないかと)。

 クイックピック馬券を買って、まずは、勝ちそうな馬がでたでないで、一喜一憂(“おーっ、ブエナビスタがでた!14.4倍!”)。でも、あくまで、当たる当たらないは、レース次第なわけで、レースをみて、また、一喜一憂(“あーっ、ブエナビスタ負けた!”)。
 なんだか、これはこれで、楽しそう(笑)。って、小市民的かな(笑)。

 ついでに、クイックピック馬券は、控除率を下げるとか、的中者がいなかった場合のキャリーオーバーがあるとか、配当的メリットがあれば、需要は伸びるかもしれません。

 でも、競馬を楽しむためには、どんな形にせよ、「自分で予想する」って、とても、大事なファクターだと思うんですけどね。
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