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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 2分33秒7。上がり3F 39秒7。
 40年ぶりの不良馬場で、高速決着の皐月賞から一転、過酷な消耗戦になった、日本ダービー。
 ロジユニヴァースのための舞台は、こちらでした。

 16kg増の馬体は、大きく減らしていた皐月賞からすると好材料も、馬体の張りや気合いは物足りないようにみえたのは、皐月賞14着大敗による先入観か。
 終わってみれば、前走の単勝1.7倍が間違いじゃなかった、4馬身差。強烈な逆襲劇となりました。
 ただ、不良馬場かつ内枠のアドバンテージがあったのは否めないところ。見た目は圧勝も、ラジオNIKKEI杯や弥生賞ほどの迫力がなかったようにも感じられ、これも皐月賞大敗の先入観でしょうか。
 もちろん、これだけの極悪馬場を克服したパワーと精神力は、ダービー馬にふさわしいもので、この馬のポテンシャルは、あらためて、証明されたと思います。

 横山典弘騎手は、騎手生活24年、ダービー騎乗15回を経てのダービー初制覇。
 “こんなに早くダービーを勝ててうれしい”という言葉は、心に沁みました。

 アンライバルドは、逆に、馬場も大外枠も、この上ない不運。
 スタートでかかり気味になって、おさえた時点で、結果論とはいえ、勝機なし。
 加えていえば、あの瞬発力を繰り出すには、距離も少し長いような気がするし、マイナス6kgの馬体は、皐月賞の出来にはないようにも思えました。

 皐月賞13着から巻き返す2着の、リーチザクラウン。
 ジョーカプチーノが飛ばしてくれたおかげで(1000m 59秒9!)、後ろからつつかれる心配がなくなり、離れた2番手をマイペースは、理想の形。
 馬場も味方に、メリハリのない、一定ペースの競馬に持ち込むことができたのが、大きかったでしょう。

 しかし、皐月賞1番人気14着の馬が勝って、2番人気13着の馬が2着。そして、皐月賞馬は、1番人気で12着。ちなみに、2着馬トライアンフマーチが14着、3着馬セイウンワンダー13着。
 この落差は、皐月賞が異例のレースだったのか、それとも、ダービーが特異な結果なのか。
 まあ、そのどちらもが、競馬だとしか、いいようはなく。
 おそらく、競走馬全体のレベルが上がっていて、それぞれの力差は思われているほどには大きくなく、だから、少しでも調子を落としたり条件が不向きになると、あっという間に、他馬に抜かれてしまう。そういうことなんだと思います。

 グラスワンダー産駒初のクラシックはダービーか、と、おおいに期待したセイウンワンダー。
 馬体は、2kgしか減っていないものの、ずいぶんと締まってきて、状態は良さそうにみえたのですが、不良馬場はあわなかったか、道中、ポジションが、少しずつ下がっていき、直線では、いちばん後ろ。もう、どうにもこうにもなりませんでした…。
 距離は問題ないと思うので、最後の1冠、“強い馬が勝つ”菊花賞に望みを託すことにします。

 馬券は、もちろん、ほとんどが、セイウンワンダー。そして、パドックで良くみえたトライアンフマーチ。
 撃沈でした。
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