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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 たまたま、某巨大ネット通販サイトのレビューを見たら、あまりに不評で、かえって、興味がわき、他に読みたい本があったのを後回しにして、こちらを読みました(笑)。
 さくらももことその友人で結成された、くだらない話をするため(だけ)の会、「男子の会」。その会の一員、植田さんが、あまりに不憫(?)で、その植田さんのために、「男子の会」が一丸となって、(なぜか)バリに焼きそば屋をつくってしまうという話。

 この本が不評である理由のひとつに、「男子の会」における、植田さんの、あまりにひどい言われ様やあまりにひどい扱われ様があるわけですが、こんな風に言われたり扱われたりしちゃう人って、確かにいますよね、ちょっと、かわいそうだけど。
 でも、それって、基本は、愛されているからだと思うのです。
 さすがに、マンションのローンがあるなら自己破産すればいいっていうのは、ネタにしてはブラックだし(ネタ…ですよね?)、到着したバリの空港でいつまでも荷物がでてこない植田さんに、“新しいの買ってあげるから荷物は捨てて行け”と言い放つのも、どうかとは思うのだけど。

 他愛のないおしゃべりから、本当に、バリに焼きそば屋をつくっちゃうのは、大人のお遊びとして、面白いと思いました。
 ただ、こういうのって、くだらないことに真剣に苦労する顛末が面白いのであって、いや、苦労してないわけじゃないんだろうけど(あえて、書いてない部分もあるだろうし)、現れた“サポーター”の力が、あまりに大きくて、正直、拍子抜けの感は否めなかったかな、と。

 なにはともあれ、植田さん本人の好むと好まざるとにかかわらず(むしろ、好んではいなかった(笑))、オープンした「焼きそばうえだ」。
 きっと、今日も、バリの青空の下、そばは焼かれているのです。植田さんの好むと好まざるとにかかわらず(笑)。
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