人生とオムレツは、タイミングが大事
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武部聡志、小倉博和、そして、加藤いづみの3人によるユニット、“Smiles&Tears”のライブを観に行きました。
時折、集まってライブを行っていたこの3人ですが、今回のライブは、ずいぶんとひさしぶり。調べてみたら、なんと、6年5ヶ月ぶりのことなのでした。なくなってたわけじゃなくて、よかった。
会場は、上野にある東京文化会館。
普段は、クラシックのコンサートを行っているホールだそうですが、2月24日から28日までの5日間、「ポピュラーウィーク2010」と題する、ポップスの公演を行うイベントが開かれ、その最終日が、“Smiles&Tears”でした。
東京文化会館は、大ホールと小ホールがあって、今回の会場は、小ホール。全部で300席くらいでしょうか、小ぢんまりとした会場、…と、そのときは、思ったのですが、見落としていた上段のフロアをあわせると600人くらいは入るよう(汗)。どちらにしても、大きな会場ではなく、落ち着いた雰囲気がありました。
武部さんの口上で、ライブはスタート。
まずは、“Smiles&Tears”のオリジナルと、3人それぞれの持ち歌を1曲ずつ。いづみさんの曲は、「桜を待つ丘で」。好きな曲だし、季節もぴったりで、うれしい選曲でした。
この東京文化会館、やはり、クラシック中心のホールとあってか、音が、やわらかくてきれいな印象を受けました。
武部さんのピアノ、小倉さんのギター、そして、ゲストミュージシャンMATAROのパーカッション、それぞれの音が、埋もれずにしっかりと耳にはいってくるし、一音一音が、くっきりと聴こえる。
いづみさんのボーカルも、もちろん、いいけど、インストゥルメンタルだった、武部さんの曲(「僕らの音楽」のテーマ)、小倉さんの曲(新曲の「燕」)が、なんともいえない心地よさでした。
“Smiles&Tears”は、オリジナル曲もあるけど、それよりは、カバーやゲストとのコラボレーションが肝。今回のゲストは、松本英子、川江美奈子、一青窈の3人でした。
最初のゲスト、松本さんは、自ら“浮いてる”と言うくらいの、ドレッシーな衣装で登場(笑)、いづみさんと2人で、喜納昌吉の「花」と自身の新しい曲「けやき通りと空の色」。
いづみさんとなかよしの松本さんは、合間のトークで、いづみさんが“怖い人キャラ”であるかのように話した後、そのことを、しきりに、恐縮していましたが、いや、きっと、正しいのでしょう(笑)。
続いて登場の川江さんのことは、今回、初めて、知りました。
松本さんとともに「squall」の後、中島美嘉の「桜色舞うころ」の作者が川江さんとのことで、いづみさん、松本さん(2人して、“この曲くれ”と言ってました(笑))との3人で。
自身の曲「I love you」は、舞台にひとり、ピアノでの弾き語り。自ら、“内省的”と語った詩の内容と相まって、静かに、胸に沁みました。
そして、一青窈さんの登場。
前回の“Smiles&Tears”のライブで、「もらい泣き」を聴いたときは、涙がでました。この人が歌うのをみると、歌声はもちろん、表情や身ぶりもあわせて、なんというか、“ぐい”ともっていかれます。
川江さんといっしょに、川江さんが作曲した「受け入れて」と、いづみさんといっしょに、「好きになって、よかった」。一青さんが歌う「好きになって、よかった」は、いずみさんとは違った景色がみえてきます。
その後、ソロで、「花のあと」「うんと幸せ」。
曲が終わると、自然に手が動いて拍手をしてしまい、やはり、この日も、もっていかれたよう。曲間のとぼけたトークも含めて、エンターテインメントだなあ、と思いました。
再び、“Smiles&Tears”に戻って、武部さん、小倉さんがからんでいるという、NHK「プロフェッショナル」のテーマ、そして、締めくくりは、カバーで、槇原敬之「どんなときも」。
もちろん、それで終わってもらうわけにはいきません。
アンコール、全員が登場しての、「ハナミズキ」。しみじみと思ったのは、やはり、この曲はいい曲です。
サビのリフレイン、演奏を止めて7人全員でのアカペラは、ありふれた言葉でしか語れないのが口惜しいのですが、まさに、圧巻。このハーモニーをこの会場で聴くことができて、幸せでした。
最後の最後は、“Smiles&Tears”の3人のみが残って、オリジナルの「茜空」。
ひょっとして、セカンドアンコール…、などと期待したりもしたのですが、これで、本当の本当に、終了。余韻を残して終わるところが、“Smiles&Tears”の大人らしさなのでした。
ライブの前に武部さんが話していた言葉、“気持ちいい気持ちになって帰ってほしい”。
その言葉通り、気持ちのいい素敵なライブでした。
次の“Smiles&Tears”、楽しみに待ってます。
願わくば、6年5ヶ月も先になりませんように。
時折、集まってライブを行っていたこの3人ですが、今回のライブは、ずいぶんとひさしぶり。調べてみたら、なんと、6年5ヶ月ぶりのことなのでした。なくなってたわけじゃなくて、よかった。
会場は、上野にある東京文化会館。
普段は、クラシックのコンサートを行っているホールだそうですが、2月24日から28日までの5日間、「ポピュラーウィーク2010」と題する、ポップスの公演を行うイベントが開かれ、その最終日が、“Smiles&Tears”でした。
東京文化会館は、大ホールと小ホールがあって、今回の会場は、小ホール。全部で300席くらいでしょうか、小ぢんまりとした会場、…と、そのときは、思ったのですが、見落としていた上段のフロアをあわせると600人くらいは入るよう(汗)。どちらにしても、大きな会場ではなく、落ち着いた雰囲気がありました。
武部さんの口上で、ライブはスタート。
まずは、“Smiles&Tears”のオリジナルと、3人それぞれの持ち歌を1曲ずつ。いづみさんの曲は、「桜を待つ丘で」。好きな曲だし、季節もぴったりで、うれしい選曲でした。
この東京文化会館、やはり、クラシック中心のホールとあってか、音が、やわらかくてきれいな印象を受けました。
武部さんのピアノ、小倉さんのギター、そして、ゲストミュージシャンMATAROのパーカッション、それぞれの音が、埋もれずにしっかりと耳にはいってくるし、一音一音が、くっきりと聴こえる。
いづみさんのボーカルも、もちろん、いいけど、インストゥルメンタルだった、武部さんの曲(「僕らの音楽」のテーマ)、小倉さんの曲(新曲の「燕」)が、なんともいえない心地よさでした。
“Smiles&Tears”は、オリジナル曲もあるけど、それよりは、カバーやゲストとのコラボレーションが肝。今回のゲストは、松本英子、川江美奈子、一青窈の3人でした。
最初のゲスト、松本さんは、自ら“浮いてる”と言うくらいの、ドレッシーな衣装で登場(笑)、いづみさんと2人で、喜納昌吉の「花」と自身の新しい曲「けやき通りと空の色」。
いづみさんとなかよしの松本さんは、合間のトークで、いづみさんが“怖い人キャラ”であるかのように話した後、そのことを、しきりに、恐縮していましたが、いや、きっと、正しいのでしょう(笑)。
続いて登場の川江さんのことは、今回、初めて、知りました。
松本さんとともに「squall」の後、中島美嘉の「桜色舞うころ」の作者が川江さんとのことで、いづみさん、松本さん(2人して、“この曲くれ”と言ってました(笑))との3人で。
自身の曲「I love you」は、舞台にひとり、ピアノでの弾き語り。自ら、“内省的”と語った詩の内容と相まって、静かに、胸に沁みました。
そして、一青窈さんの登場。
前回の“Smiles&Tears”のライブで、「もらい泣き」を聴いたときは、涙がでました。この人が歌うのをみると、歌声はもちろん、表情や身ぶりもあわせて、なんというか、“ぐい”ともっていかれます。
川江さんといっしょに、川江さんが作曲した「受け入れて」と、いづみさんといっしょに、「好きになって、よかった」。一青さんが歌う「好きになって、よかった」は、いずみさんとは違った景色がみえてきます。
その後、ソロで、「花のあと」「うんと幸せ」。
曲が終わると、自然に手が動いて拍手をしてしまい、やはり、この日も、もっていかれたよう。曲間のとぼけたトークも含めて、エンターテインメントだなあ、と思いました。
再び、“Smiles&Tears”に戻って、武部さん、小倉さんがからんでいるという、NHK「プロフェッショナル」のテーマ、そして、締めくくりは、カバーで、槇原敬之「どんなときも」。
もちろん、それで終わってもらうわけにはいきません。
アンコール、全員が登場しての、「ハナミズキ」。しみじみと思ったのは、やはり、この曲はいい曲です。
サビのリフレイン、演奏を止めて7人全員でのアカペラは、ありふれた言葉でしか語れないのが口惜しいのですが、まさに、圧巻。このハーモニーをこの会場で聴くことができて、幸せでした。
最後の最後は、“Smiles&Tears”の3人のみが残って、オリジナルの「茜空」。
ひょっとして、セカンドアンコール…、などと期待したりもしたのですが、これで、本当の本当に、終了。余韻を残して終わるところが、“Smiles&Tears”の大人らしさなのでした。
ライブの前に武部さんが話していた言葉、“気持ちいい気持ちになって帰ってほしい”。
その言葉通り、気持ちのいい素敵なライブでした。
次の“Smiles&Tears”、楽しみに待ってます。
願わくば、6年5ヶ月も先になりませんように。
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