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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 いつも通勤に使っている電車が、ストライキを行いました。
 予告では、24時間スト。
 これは大変と思っていたら、労使交渉が妥結したらしく、午前7時前に運転が再開され、自分が乗る頃には、ダイヤは乱れていたものの、大きな支障はなし。
 強いていえば、会社まで歩いて行く覚悟で、早起きした30分を返してほしい(笑)。

 このストライキ、時間は短かったとはいえ、あわせてストを行ったバスを含めると、約5万5千人に影響がでたとか。
 ストライキの原因は、鉄道事業を分社して持株会社に移行することを決定、準備をすすめる会社に対して、分社について、労使協議は行ったが、まだ合意はできていないと、労働組合が反発したもの。
 しかし、このご時世、分社や合併による企業の再編は珍しいものでもなく、また、会社側が、当面の間、労働条件の変更は行わないことを明言していることを踏まえると、利用者として、このストライキに共感することはできませんでした(ただ、個人的な見解としては、持株会社という形態には、会社をわけることによる給与体系の差別化=人件費の抑制しか、「確実な」効果を見出すことができなかったりするのだけど)。

 確かに、分社による将来への不安や職域が狭くなる可能性など、労働組合として言いたいこともわかるのですが、もし、24時間ストなら想定72万人(!)、ストに備えて対策をとらなければならなかった人や会社、店舗、学校などを含めると(自分も30分早く起きなきゃいけなかったし(笑))、はかりしれないほどの“迷惑”が生じるわけで、交通という公共的な役割を担っている以上(そして、それで、お金をもらっている以上)、自己の主張と社会的な使命とは、ちゃんと、天秤にかけてほしいと思うのです。いくら、ストライキは労働者の権利であるとはいえ。
 そもそも、ストをする会社(できる会社)って、いま、どのくらい、あるのやら。

 反面、もうひとつ感じたのは、当たり前に電車が動いていることの素晴らしさ。
 電車やバスの存在が、日々の生活において、重要な前提となっていることに、普段は、なかなか、気づくことがないわけで、もう少し、感謝しないといけないのかもしれません。
 決して、今回のストに対してのアイロニカルな意味ではなく(笑)。
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