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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 コスモバルクが、地方交流重賞「せきれい賞」に出走しました。舞台は、盛岡競馬場の芝2400m。
 当然の1番人気で、単勝は1.3倍。

 が、

 結果は、2着敗退。
 勝ち馬につけられた差は、7馬身…。

 この日の盛岡競馬場は、水しぶきが上がるほどのひどい不良馬場で、コスモバルクにとっては不得手だったか、宝塚記念でみせた先行力がみられず。
 勝ったコスモヴァシュランは、ここまで39戦1勝、南関東C1クラスの馬で、ある意味、そういった馬が力を発揮してしまうような、未知の馬場状態だったといえるかもしれません。
 ただ、実績を考えれば、そして、相手関係を考えれば、それでも、負けてほしくない一戦ではありました。

 北海道所属の地方馬として、何度となく、中央への出走を続けるコスモバルク。
 なにかとハンデのある地方に固執せず、早い段階で中央に移籍していれば、あるいは、こんなに“苦労”せずに、GⅠを勝てていたかもしれません。
 ただ、そうであったとして、例えば、引退したコスモバルクが、種牡馬として歓迎されるかといえば、血統面を考えると、それは難しいような気がして、だとすれば、たとえ、馬にとって負担でしかない、“無駄な”長距離輸送を重ねなくてはいけないとしても、地方から中央に挑み続けることが、コスモバルクにとっての、大切な存在意義なのだと思います。
 馬にとって、負荷の多い“かわいそうな”状況であるのは理解しつつ、でも、いってしまえば、究極的には、「競馬」自体がそういうもの。
 その課せられた役割ゆえ、自分は、コスモバルクという馬を応援したくなるのです。

 そのコスモバルクも、もう、8歳。
 ずっと、大敗続きで、2歳時から活躍していたことを考えれば、状況は、「限界」といわれてもしかたのないもの。
 だからこそ、「せきれい賞」を勝って、少しでも、イメージを回復してほしかったのですが、どうやら、逆になってしまい…。
 それでも、次走は、中央の「オールカマー」との話があるようで、さすがに、複雑な気持ちにはなりますが、それがコスモバルクに課せられた役割であるのなら、がんばってほしいと、切に願うばかりです。

 余談ですが、コスモバルク陣営が、現役にこだわる理由のひとつに、あくまで、個人的推測なのですが、前人未到の「有馬記念6年連続出走」があるのではと思います(近年では、ナイスネイチャが、直前で断念)。
 もし、出走が実現すれば、現状からするに、勝ち負けというより、記録のための出走という印象は否めず、正直、批判的な意見があってもおかしくない気はするのですが、ここまでがんばってきたコスモバルク、せめて、このくらいの勲章は、あってほしいと思っています。
 一番いいのは、この後、好走して、堂々と、有馬記念へ進むことなのですけどね…。
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