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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 史上9頭目となる、春秋グランプリ制覇。
 06年の最優秀2歳牡馬ドリームジャーニー、5歳にして再覚醒です。

 1馬身の出遅れは、本来なら痛恨、でも、追込のドリームジャーニーにとっては、むしろ、腹を括れたか。
 リーチザクラウンが飛ばすペースも味方して、後方2番手から、4角まくって末脚一閃。強い競馬でした。
 父ステイゴールドから受け継いだのは、小さな体だけでなく、晩成の能力。来年は、さらに強いドリームジャーニーをみることができるかもしれません。父が初めてGⅠ(香港ヴァーズ)を制したのは、7歳の暮れのことでした。

 この秋、勝ち運から見放されている感のあるブエナビスタ。
 それでも、49年ぶりの3歳牝馬優勝の期待をかけられた、1番人気となりました。
 鞍上が安藤勝巳騎手から横山典騎手へスイッチ、道中の位置取りが注目されましたが、スイッチの意味を考えれば、おのずと答はでるわけで、先行策は、ある意味、予想通り。
 レースの流れは速くなり、しかも、1番人気の宿命か、早め先頭、それで、ドリームジャーニーに交わされながら最後まで食い下がり、3着以下を大きく離しての2着は、やはり、ブエナビスタ強かった。そして、やはり、運がなかった。
 いつもの後方待機策なら勝てていた、とはいわないけど(ドリームジャーニーは強かった)、先行策を試みるには、厳しいペース。有馬記念史上2番目の好タイムでの決着に、他の先行馬は総崩れでした。
 とはいえ、同世代では最先着。ジャパンカップ3着のレッドディザイアに対しても、十二分に面目を保った格好で、ウオッカ・ダイワスカーレットのように、この世代も牝馬2頭が引っ張る形になりそうです。

 その3歳世代の中で期待していたのが、グラスワンダーの子、セイウンワンダー。
 馬体は4kg増。相変わらず、太めにみえるのは、もはや、仕様なのか(笑)。ただ、子供っぽさは、ずいぶんと抜けてきたような気はします。
 直線、うまく内にもぐりこんだときは、いける!と思ったのですが、伸び切れずの6着。
 昨年の2歳チャンピオンも、結局、今年は勝ち星なし…。それでも、グラスワンダー産駒初の三冠完走(しかも、3着2回)に有馬記念にまででたのだから、よくやりました。
 まだまだ、良化の余地はあると思うので、来年以降、ドリームジャーニーのような再覚醒を期待しています。

 馬券は、パドックでよくみえたドリームジャーニーとフォゲッタブルからの三連複総流しを、あと少しのところでエアシェイディにさらわれ(泣)、ドリームジャーニーの単勝のみ的中、回収率は50%…。
 まあ、当たりは当たりということで、終わりよければすべてよし。
 来年も、楽しく競馬ができますように。
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 キングジョイが2連覇となり、メルシーエイタイムとのワンツーは、これで3年連続。
 この2頭、ともに7歳なのですが、この世代、なんと、5年連続の中山大障害ワンツー。
 この2頭にくわえ、もう引退してしまったけど05年の覇者テイエムドラゴン、屈腱炎で休養中の06年覇者マルカラスカル(昨年は逸走が…)。すごい世代です。

 キングジョイは、中山グランドジャンプ2着後、東京ハイジャンプを使って、ここへ。その前走で4着に敗れたせいか、コンビの続いていた高田騎手から西谷騎手へスイッチは、タイトル防衛への執念。
 2年続けて1番人気への騎乗となった西谷騎手は、昨年のマルカラスカル5着(昨年は逸走が…)の雪辱となりました。

 メルシーエイタイムは、おなじみ、平地をたたいての参戦。
 ただ、春は中山グランドジャンプを回避していて(ちなみに、J・GⅠに出走できる3歳秋以来、これが初めてのJ・GⅠ不出走)、1年ぶりの障害戦になったのが響いたか、4コーナーでは、勝つのはこちらかと思いましたが、直線のたたきあいで、力尽きました。

 馬券は、固く馬連的中で、わずかにプラス。
 力関係をみれば、たしかに、この2頭にさからうのは難しい状況で、来年以降も、この世代で固くおさまるのか。
 最強世代の一頭として、マルカラスカルにも、早く戻ってきてもらわねば。
 圧倒的な感動でした。

 正直にいうと、放送前に、“21組のアーティストによる22分50秒のメドレー”という内容を知ったときは、少なからず、がっかりしました。
 小田さんの曲にせよ他のアーティストの曲にせよ、また、小田さん単独で歌うにせよ他のアーティストと一緒に歌うにせよ、できれば、ひとつの曲はひとつの曲として、じっくりと聴きたかったし、20組のゲストは、たしかに豪勢だけど、これだけいれば、なじみのない人もいるし(これは最近の音楽を知らない自分のせいか(汗))…。
 そんな“がっかり”は、しかし、番組を観ているうちに、大きく大きく、変えられてしまいました。

 オープニングは、ひょっとしたら、ないんじゃないかと思っていた、小田さんのソロ。しかも、「風のように」とは、しぶい。
 続いて、スターダストレビュー根本要、スキマスイッチ大橋卓弥、いきものがかり吉岡聖恵との共演で、「きよしこの夜」「クリスマス・イブ」。
 特に、ひさしぶりの「クリスマス・イブ」は、感激。共演のメンバーも、みんな、好きだし、アコースティックときれいなコーラスのあたたかな雰囲気に、このときは、この曲だけで、“本が取れた”と思いました(笑)。

 そして、この日のメインイベント、メドレー「22'50"」。

 製作のドキュメントが流れ、そこには、苦悩する小田さん。
 このメドレーを実現させるために立ち上げられた「小委員会」では、小田さんの企画に対して、ストレートな対抗意見が上がり、そのメンバーはといえば、根本要、スキマスイッチ、いきものがかり。
 根本さんはともかくとして、スキマスイッチ大橋さん、常田さん、いきものがかり水野くん(あえて、“くん”(笑))が、小田さんに物怖じすることなく、きっぱりと意見しているのが、すごい。それは、委員会の一員としての責任感のあらわれなのだろうし、きっぱりと意見できる彼等だからこそ、小田さんは信頼しているのでしょう(“いじめられた”なんて言ってたけど(笑))。
 これだけ名だたるアーティストが揃って、逆に、揃ったがために、小田さんのもつ(おそらくは小田さん自身にも明確ではない)イメージに対して、物理的心理的に、みんなが、どこへたどりつけるのか…。きわめて大きな“はらはら”の中、いざ、曲はスタートです。

 メドレーの始まりは、「この日のこと」。
 2001年、いちばん最初の「クリスマスの約束」のとき、ステージでかなうことのなかった他のアーティストとの共演を“補う”形で、つくられ、レコーディングされた曲。

 ♪ 来てくれてありがとう 嬉しかったふるえるくらい

 この曲が、こうして、ステージに集まった多くのアーティスト達によって歌われることに、胸がいっぱいになりました。

 ♪ 聴かせて君の歌を その声であの歌を

 そして、藤井フミヤ「TRUE LOVE」へ。各アーティストの曲が歌いつながれたここからは、とにかく、「圧巻」という言葉しかなく、最後の、いきものがかり「帰りたくなったよ」まで、わけもわからず、ただただ、涙涙涙…。
 こんなに濃密な音楽を聴いたことはありません。まるで、時間が止まってたんじゃないかと思えるような、22分50秒。
 いつまでも鳴り止まない拍手を聞きながら、ぜひ、現地で聴いてみたかった、と切に思いました。きっと、泣きすぎて、とんでもないことになってただろうけど。

 最後は、「たしかなこと」を全員の斉唱で。
 小田さんとしては、「22'50"」も斉唱でやるつもりで、でも、小委員会で“いじめられた”こともあってか、各アーティストの独唱やコーラスも使ってのアレンジになったよう。
 「22'50"」については、それでよかったと思います。せっかく集まったアーティスト達、それぞれに見せ場はあってほしいし、なにより、コーラスワークは小田さんの真骨頂。小委員会の若者たち、よくぞ、さからってくれました(笑)。
 ただ、小田さんが斉唱でやりたかったのも、なんとなくですが、わかるような気もするのです。
 エンターテインメント性を廃したシンプルなものの中から、それでも滲みでてくる、歌や歌い手の力を感じてみたかったんじゃないか、と。うまくはいえないけど。

 でも、
 それでも、「22'50"」は、あれでよかったと思います。
 あの「22'50"」が感じさせてくれた、怒涛のような、歌と、そして、人の力は、きっと、忘れることはないでしょう。

 今年の「クリスマスの約束」は、旗振り役の小田さんの力は、確かに大きかったけれど、それ以上に、みんなでつくりあげた「クリスマスの約束」でした。

 小田さんがひとりでステージに立った、あれから8年。

 ♪ 想いはいつかきっと 届いてくれるんだね
 ローズキングダムが、薔薇一族念願のGⅠ制覇となりました。
 パドックをみた感じでは、馬体は細め、距離もマイルは忙しいんじゃないかと思えたのですが、完勝。思っていた以上に強い馬です。
 まだ、有力どころが集まるラジオNIKKEI杯2歳Sがありますが、それを待たずとも、三冠の筆頭候補といっていいでしょう。ただ、馬体は、これ以上、減らない方がいいと思います。

 先週に続き、キングカメハメハの産駒が2歳GⅠを制覇。
 まだ、これがセカンドクロップだけに、産駒の傾向が早熟なのか否か、GⅠ馬2頭の今後が注目となります。

 パドックで馬体がよくみえた、3番人気トーセンファントムは14着。
 外枠がこたえたにしては負けすぎだと思っていたら、レース中に右前浅屈けん不全断裂を発症とのこと。現役復帰は難しいと思われ、クラシックの有力馬になりそうだっただけに、残念です。

 馬券は、マイルならこちらだと思ったエイシンアポロンの単勝が2着。なおかつ、ローズキングダムは、きっぱりと外していたので、全滅。
 さあ、あと残すは、有馬記念(その前に、中山大障害)。
 セイウンワンダーに望みを託すつもりですが、ここにきて、なんと福永騎手が負傷。
 はたして、鞍上はいかに…。
 パンクブーブーが、「9年目の正直」の初出場で、優勝。しかも、最終決戦は満票!
 ファーストラウンドも面白かったけど、最終決戦は、さらに面白く(先生の皿がツボ(笑))、終わった瞬間、優勝を確信。満票は驚きつつも納得の結果です。
 ずいぶん前から面白いという噂は聞いていて、今回が初見ながら楽しみにしていたのですが、期待以上の面白さ。なぜ、これまで決勝にすすめなかったのか、不思議です。
 なんとなく純朴(?)な雰囲気が、一昨年の王者サンドウィッチマンを思い出させ、好感度急上昇。バラエティもいいけれど、ネタでがんばってほしいと思います。
 決勝進出を聞いたときは、3時間(笑)泣いたという黒瀬純が、優勝を聞いて、ただただ呆然としていたのが、とても印象的でした。

 島田紳助がM-1史上初の100点をつけるという衝撃の、笑い飯のファーストラウンド。
 「鳥人」というぶっ飛んだ設定、かつ、そこへの入り方の唐突さも面白く、でも、ネタ全体として、そこまですごかったかなぁ…、というのが、個人的な感想。ここのあたりは、笑い飯の好き嫌いによるんだろうけど。
 ただ、確かに、インパクトはすごかった。
 そのインパクトが諸刃の剣となったか、最終決戦は、落差あり。しかも、シモネタ乱打(笑)。
 会場の雰囲気は引いてたようにみえ(そこにいくまでに盛り上がってたらそれでも笑えたのかもしれないけど)、そのせいか、突っ込む哲夫ものりきれないまま乱打してた感じ。
 まあ、これはこれで、インパクトでした。
 今年がラストイヤーのつもりだった笑い飯は、大会規定の改定で、来年まで出場可能になっているよう。
 番組の最後、島田紳助に“笑い飯は今年が最後の年”と言われてましたが、はたして…?

 昨年の覇者NON STYLEが、敗者復活戦で復活、ファーストラウンドでも3位にすべりこみ、2年連続最終決戦進出は、さすが。
 相変わらず面白く、こちらも、なぜ、準決勝で敗れたかが不思議。反面、面白いしうまいと思うけど、やや物足りなくも感じるのは昨年と同じで、思うに、流れが平板で盛り上がりがみえにくいせいかと。
 あと、2本とも同じオチで終わったのは、手法としては好きだけど、そこまでするほどのオチかどうかが(笑)…。
 ついでに、最終決戦進出が決まって、井上がかっこつけてるとき、石田には、即、つっこんでほしかった。あれ、ちょっと、ポカーンとしちゃいました(笑)。

 ナイツは、NON STYLEとわずかの差の4位で、応援してたし、面白かったのに残念。
 でも、不利といわれるトップバッターで、最後の最後まで残ったのはすごい。

 ひさしぶりの南海キャンディーズも面白かった。
 パターンは変わらず、というか、何年前のネタ(笑)?

 東京ダイナマイトは期待してたけど…。
 しゃべりながら出てきたのは面白かった(笑)。

 ハリセンボンは、ハルカのボケが以前に比べると弱いような…。
 上沼恵美子の言った理由によるものかどうかはわからないけど。

 初見のハライチは、ちょっと、しつこかったけど、“ゆるやかなフック”とか“カモシカのベッド”とか、時々混じる変化球に爆笑。でも、ちょっと、しつこい(笑)。4分の枠を2分で切り上げるわけにもいかないから、しょうがないんだろうけど。
 ちなみに、いつも、あのパターンなんでしょうか?

 モンスターエンジンは期待してるんだけど、もう少し、時間が必要かも。まだ、若いし。
 M-1の常連になってほしいけど、あまり、常連になりすぎても、新鮮味がなくなるし、微妙なところです。

 M-1も、毎年やってると、今年のNON STYLEは例外で勝ち抜けみたいなところがあるし、10年制限もあるしで、だんだんと面白い人がいなくなって盛り上がりが心配になってくるようなところがあるのだけど、今年は、パンクブーブーの優勝も含めて、よかったと思います。
 来年もまた楽しみになりました。
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[10/04 山手のドルフィン]


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