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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 4月25日、品川プリンスホテル別館アネックスタワーに、吉本興業の新劇場「よしもとプリンスシアター」がオープンしました。
 オープニング公演は、本場NGKさながら、漫才や落語、そして、新喜劇を上演する「品川花月」。
 オープン初日、早速、行ってきました。

 ロビーも含め、広くはない会場ですが、場内の雰囲気は、さすが、ホテル併設。ちょっと優雅で、ディナーショーなんかが似合いそうな感じ。
 それもそのはず、元々はホテルの多目的ホールで、当然、ディナーショーもやってたんじゃないかと思われます。
 また、場内の案内に立つ方が多く、かつ、丁寧で、ここにも、ホテルっぽさが。「ルミネtheよしもと」に比べると、襟を正さなくてはいけない気にさせられます(笑)。
 ただ、少々、残念だったのが、椅子。
 つくりつけでなく、フロアに並べた椅子は(固定はされてますが)、急ごしらえ感を感じさせ、しかも、狭いし、しばらく座ってると、お尻が痛くなってくる。
 場内の雰囲気がいいだけに、いい椅子で、ゆったり観ることができれば、例えば、「ルミネtheよしもと」との差別化もできて、劇場の魅力も上がると思うのですが…。

 まずは、ネタ。
 出演は、オリエンタルラジオ、レギュラー、麒麟、中川家、中田カウス・ボタン、桂文珍。
 さすが、オープン初日とあって、バラエティにとんだ豪華メンバーでした。

 そして、新喜劇。
 この日の新喜劇は、内場勝則座長による大阪組の新喜劇です。
 大阪組の新喜劇を観ることができるのは貴重な機会で、だからこそ、劇場オープン初日に駆けつけました。

 舞台は、品川花月ホテル。
 これから結婚式を挙げる、父一人に育てられた花婿と、母一人に育てられた花嫁。しかし、式の直前、初めて顔合わせをした花婿の父と花嫁の母が、相手が昔の恋人であることを知り、しかも、お互いがお互いを裏切ったと思い込んでいることから、いきなり、結婚に猛反対。
 結婚式は、もうすぐ。はたして、式は、そして、結婚はどうなってしまうんでしょうか…?

 先々週に観た、東西交流の新喜劇が大人数だったせいもあって、今回の新喜劇は、やや、出演者が少なめの印象。
 でも、さすが、内場座長。手堅くみせる芝居で、派手さは少ないかもしれませんが、とても満足でした。先々週も、もちろん、面白かったのですが、自分の好みとしては、こちらかも。
 新劇場を意識してなのか、新喜劇の幕が上がる前に青野敏行さんが前口上で出てきたり、若手の船越哲志さん(初見なのですが東京組らしい)のバイオリンが披露されたりと、いつもにはない趣向もありました。

 7月いっぱいまで行われる「品川花月」。大阪組の新喜劇も、何回かくるようで、また、観に来たいものです。
 ただ、椅子が、ちょっと(笑)…。
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 ルミネtheよしもとで、吉本新喜劇。
 普段なら、別に、変わったことではないのですが、今月4月は、「吉本新喜劇50周年スペシャル」。いつもの東京組に、本場、大阪組が加わる、東西コラボレートの新喜劇が行われるのです。
 関東在住ながら、吉本新喜劇好き。しかも、新喜劇と銘打たれていても、東京新喜劇は“なんか違う”と思ってる身にとっては、絶好の機会。
 行ってきました。

 観に行ったのは、12日の3回目公演。
 残念だったのが、新喜劇→ネタ、の順で上演されたこと。できれば、締めは新喜劇であってほしいのですが、いろいろと事情があるのでしょうかね…。

 ネタの出演は、だいたひかる、ペナルティ、村上ショージスペシャル、レイザーラモン、品川庄司。
 村上ショージで、結構、笑ってしまったのが、悔しい(笑)。

 さて、お目当ての新喜劇。
 この日の座長は、西から辻本茂雄、東から石田靖でした。

 舞台は、民宿花月。
 親から受け継いだ民宿を守るためにがんばっている女将。しかし、経営状態は苦しく、そのうえ、夫は、歌手になる夢を捨てられずに出ていったきり。
 そんな民宿花月に、大会社が土地を買収しにくるわ、夫がつくった借金の取立て屋が次から次へとやってくるわ、おまけに、取立て屋が揃いも揃って女将の妹にひとめぼれ、ついでに、大会社社長のアホボン(吉田ヒロ(笑))まで女将の妹にプロポーズと、それはもう、大騒ぎ。
 そこへ、3年間、音信不通だった夫が帰ってきて、さらに、麻薬の密売屋まで巻き込んで、はたして、民宿花月はどうなってしまうのか…?

 舞台が民宿、しかも、お客さんを迎えに行った従業員が帰ってこないというくだりがあったので、これは茂造じいさん!、と思いきや、その従業員は藤井隆で、辻本座長は、取立て屋で登場。これは、意図的なフェイントだったのでしょうか(笑)。山田亮、平山昌雄を従えて、おなじみ、ローテーショントークが炸裂しました。

 公演時間は、いつもより長い、1時間30分。
 スペシャルだけあって、出演者が、とにかく多く、大阪組だけ、東京組だけでも、芝居がつくれるんじゃないかと思うほど。
 正直、いつもの辻本座長の芝居を、いろいろなキャラをはめこんで伸ばしたような風があって、少し、冗長に思えたのと、大阪組と東京組のからみが、ちょっと、こなれてなかったかなという感じはありました。
 それでも、シーンシーンの爆笑は度々で、やはり、新喜劇は面白い。

 東京組で、特に印象に残ったのが、バイキングとアップダウン。
 強烈なキャラクターで押しに押すバイキング、対照的に、キャラの面白さがストーリーに違和感なく溶け込む芝居のアップダウン。たまには東京新喜劇もいいかも、と思いました。

 今月は、この後、品川にオープンする、よしもとプリンスシアターで「品川花月」があって、来月は、新宿で50周年記念公演。
 関東在住で、これだけ立て続けに、本場の新喜劇を観ることができるなんて、これを幸せといわずになんというのでしょう。
 すっかり、年末の風物詩となった、「M-1グランプリ」。今年は、ちょっと早めの、21日に行われました。

 本命不在で大混戦ムードだった今年、優勝したのは、NON STYLE でした。
 ボケとツッコミを、リズミカルに次々と繰り出すスタイルは、最近の漫才の正攻法。初見だったのですが、個人的には、正直、インパクトは、あまり感じなかったかな、と(すみません(汗))…。
 といいながらも、ネタ2本通しての安定感はあったと思うので、優勝も、さもありなん。最終決戦で、他の2組が、変化球だったのも、幸いだったような気がします。

 今年の敗者復活は、オードリー。トップで、最終決戦に進み、去年のサンドウィッチマンに続く大逆転を期待しましたが、準優勝でした。
 キャラ芸は、あまり、好みではないのですが、オードリーは、必ずしも、キャラクター頼りではないところが、好きです。
 島田紳助が、“のりお・よしおを思い出す”と言っていたように、よくよく考えれば、キャラ押しの漫才は、昔からあったもの。そういう意味では、変化球でも、オードリーが優勝してもいいのかな、と思いました。
 ただ、爆笑した1本目のネタに比べると、2本目は、ちょっと、弱かったかも。敗者復活戦からの参戦だけに、想定してなかったのかもしれません(それを考えると、去年のサンドウィッチマンは、すごい)。

 最終決戦で、残念ながら、票が入らなかった、ナイツ。
 ひょっとしたら優勝かと思うくらい、面白く感じたので、意外でした。パターン固定の、こちらも変化球だし、比較の中では、仕方ないのでしょうが。どれも「ガラスの十代」っていうところ、大好きです。
 ちょいちょい、下ネタが入るのも、評価を下げているような気がします。これも、ある意味、寄席で鍛えた、下町の芸なのかもしれません(笑)。

 全体的には、去年より今年の方が、面白かったと思いましたが、最終決戦3組に限ると、去年の方が、ハイレベルだったような印象を受けました。
 そういった意味で、残念というか、もったいなく思ったのが、去年の内容なら、まず、好勝負になっていたであろう、キングコング。
 今年は、去年あった、力任せの勢いがなく、なんというか、丁寧にいきすぎたんでしょうか。競馬でいうと、それまで、スピードに任せて逃げていたのを、好位におさえてみた、という感じで、今回は、それが、うまくいかなかったのでしょう。
 逃げ馬の脚質転換は、成功もあれば失敗もあります。キングコングはどうなるのか、できれば、来年の M-1 でみてみたいところ。
 そう。来年に向けて、もう、戦いは始まっているのです。
 この間、GAORAで放映の「よしもと新喜劇」は、川畑泰史、小籔千豊の2人の座長が出演する、「恋のシーソーゲーム」。

 結婚を間近にして、幸せいっぱいの、千豊とサキ。
 実は、サキには婚約者がいたのですが、5年前、山登りに出かけて以来、消息不明…。千豊は、その婚約者の弟で、悲しみにくれるサキを力づけているうちに、恋愛関係、そして、結婚へと発展したのです。

 そこへ、奇跡的に生き延びていた、兄、泰史が5年ぶりに帰ってきます。
 大慌てに慌てる千豊とサキを尻目に、久しぶりの再会を喜ぶ泰史ですが、やがて、ふたりの関係に気づいてしまいます。
 激怒し、部屋に閉じこもる泰史。しかし、冷静に考えて、5年も放っておいた自分が悪いのだと思い直し、男らしく、サキの前から去ることを選びました。

 サキとふたりきりになった泰史は、サキに謝り、そして、「幸せに」と告げます。
 去っていこうとする泰史。
 その後姿に、思わず、サキは、

 「待って!」

 ♪ ティキティーン!

 聴き慣れた、ギターのカッティング。そう。「ラブ・ストーリーは突然に」!

 「わかったの。わたし、やっぱり、泰史さんが好き。泰史さんと結婚したい!」
 「サキ!」

 「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロが流れる中、抱き合うふたり。

 こうして、よりの戻ったふたり。しかし、問題は、千豊。
 なんとか隠そうとするふたりですが、やがて、千豊は、ふたりの関係に気づいてしまいます。
 激怒し、部屋に閉じこもる千豊。しかし、冷静に考えて、元の鞘におさまるのがいいのだと思い直し、男らしく、サキの前から去ることを選びました。

 サキとふたりきりになった千豊は、サキに謝り、そして、「幸せに」と告げます。
 去っていこうとする千豊。
 その後姿に、思わず、サキは、

 「待って!」

 ♪ ティキティーン!

 聴き慣れた、ギターのカッティング。そう。「ラブ・ストーリーは突然に」(笑)!

 「わかったの。わたし、やっぱり、千豊さんが好き。千豊さんと結婚したい!」
 「サキ!」

 「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロが流れる中、抱き合うふたり(笑)。

 この後も、サキがふらふらする度に流れる、「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロ。最後は、オチにまで使われ、大活躍でした(笑)。
 いつも楽しみにしている「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」。
 今回は、ちょっと(実はかなり)、物足りない感じでした。
 なぜならそれは、くじらが出なかったから…。

 今回、くじらの出演がないことは、本人のブログを読んで知っていました。
 なので、観る前から覚悟はできていたのですが、にも関わらず、観終わった後に、心を占める空虚感。
 そう。自分にとっては、くじらこそが、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」だったのです(やや大げさ)。

 ビリヤードに始まり、クライマー、鷹匠、潮干狩り、そして、おなじみ、釣り名人。それは、いったい誰なんだ。
 ものまね芸は数々あれど、“伝わらない”ものまねでは、他の追随を許さないくじら。
 外れる危険も顧みず、常にコーナーぎりぎりを狙ってくる(しかも変化球で)、くじら独特の笑いの世界が、なんともいえず、大好きです。

 今回優勝したウクレレえいじは、2年という雌伏の時を経ての出演だったとか。
 きっと、くじらも、さらに大きくなって、遊泳から戻ってきてくれると信じてます。
 できれば、2年といわず、次回にでも!
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[10/04 山手のドルフィン]


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