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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 開催3日目で、早々に、今年の初競馬場。
 2年ぶりに中山競馬場に来ました。

 空は、雲ひとつない、きれいな冬の青空。
 冬の中山競馬場に来て、いつも思うのは、余所より寒いなあ、ということ。気のせいかもしれないけど。空気が冷たい、というか、凛としてるんでしょうかね。

 午前は、なにせ、ひさしぶりの中山、場内の構造も複雑だし(と感じるのは方向音痴のせいか(汗))、動線を確認しながらで、それが理由ではないにせよ、的中は、3Rの5番人気複勝のみ。しかも、当たってマイナス。
 なので、昼は、験担ぎに、“勝つ”カレー。“勝つ”重も考えたけど、予算の関係で、カレー(笑)。
 ビールなんかも飲みつつ、いざ、午後へ。

 と、験担ぎの効果、てきめん。
 5Rは、1点買いの6番人気複勝、6Rも1点買いで、4番人気複勝、7Rは、写真判定の3着争いをハナ差でワイド、8Rは、5番人気の複勝、9Rは、また3着が写真判定、今度は同着でワイド、そして、10Rは、厚めに1番人気単勝。
 午後に入って、怒涛の連勝(手堅いけど)。じわじわと、午前のマイナスを取り戻し、西の10Rははずしたものの、わずかながら、プラスに転じて、メインをむかえることになりました。

 この日のメインは、ダート1200mのオープン、ジャニュアリーS。
 馬券は、ここまで13戦12連対、中山の実績もあり、トップハンデでも複勝圏内は外さないだろうと、1番人気ダイワディライトと、パドックが良くみえ、この日好調の松岡騎手も心強い、6番人気アウトクラトールの2頭を軸に。
 レースは、ニシノコンサフォスがハナを切り、ダイワディライト、アウトクラトールは中団。
 直線、逃げたニシノコンサフォスの脚色衰えず、これは相手に入ってるからいいとして、後ろをみると、確実と思ってたダイワディライトが、まったく伸びない。
 これはだめだとあきらめかけたら、人気薄の方、アウトクラトールが、馬群の中に突っ込んで伸びてくる。
 最後は、ニシノコンサフォスが逃げ切り勝ち、アウトクラトールは際どい3着争いまで押し上げて、この日3度目の、ワイドの3着が写真判定。
 ここまで2度の写真判定は、ハナ、同着で、的中。二度あることは三度ある!と長い写真判定を待ったのですが、三度目の正直ならぬ三度目の非正直…。ハナ差4着で、的中なりませんでした。

 ちなみに、勝ったニシノコンサフォスは、なんと、10歳!
 ベテラン健在は、カンパニーだけではありません。

 西のメイン、シンザン記念は、グラスワンダー産駒のメイショウカンパクが、未勝利を勝ったばかりながら、3番人気の高評価。武豊騎手もあいまって、期待したのですが、撃沈の13着で、馬券も撃沈。

 再び、マイナスに転じ、再逆転を期した最終も、東西とも、はずれ。
 最終的には、15Rで 5,000円を購入し、7R的中の 3,020円払い戻し。
 的中率は50%近く、一時はプラスに浮上しながら、メインと最終で、回収率が、一気に60%まで下がったわけで、一日の収支は、購入額の多いメイン次第なのですね、結局のところ。まあ、他のレースが、少額かつ手堅すぎるせいもあるわけですが。

 昼食の予算をけちらず、“勝つ”カレーじゃなくて“勝つ”重にしてれば、神通力がメインまで続いて、ハナ差は逆転できたのかな(笑)…。
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 中央と同じく地方の年度代表馬も牝馬。しかし、大きな違いは、なんと、こちらは2歳馬。もちろん、史上初です。

 兵庫ジュニアグランプリ、全日本2歳優駿を含む5戦5勝で、昨年、交流GⅠを勝った、唯一の地方馬。京都にのりこんでのレコード勝ちもあり、そのインパクトは文句なしでした。
 その快速ぶりに思い出す、00年のNAR年度代表馬ベラミロード、そして、笠松といえば、交流元年の星、ライデンリーダー。期待は広がります。
 春は、偉大なる先輩ライデンリーダー同様、桜花賞をめざすとのこと。父がサウスヴィグラスで、芝は未知数のような気もするのですが、楽しみにしたいと思います。

 昨年引退のアジュディミツオーが特別表彰馬となりました。
 交流GⅠ5勝は、地方馬最多。中央での勝利はありませんが、東京1600mのスタートが芝でなければ、結果は違ってたんじゃないかと思っています(ジャパンカップダートの出走が一度だけなのが残念。そのときは10着だけど(汗))。

 もう一頭の特別表彰馬は、アラブのタガミホマレ。
 09年9月27日、福山競馬場で行われた「開設60周年記念アラブ特別レジェンド賞」で、アラブ限定のレースは最後となりました。
 ただ、競馬の歴史の中で、アラブという種が走っていたのは確かなこと、そして、地方競馬をささえていたのも確かなこと。
 いま、わずかに残るアラブは、サラブレッドに混ざって走っています。


  年度代表馬 : ラブミーチャン
  サラブレッド2歳最優秀馬 : ラブミーチャン
  サラブレッド3歳最優秀馬 : ブルーラッド
  サラブレッド4歳以上最優秀馬 : フリオーソ
  アラブ最優秀馬 : 該当馬なし
  ばんえい最優秀馬 : カネサブラック
  最優秀牝馬 : ラブミーチャン
  最優秀短距離馬 : 該当馬なし
  最優秀ターフ馬 : 該当馬なし
  ダートグレード競走特別賞馬 : エスポワールシチー
  特別表彰馬 : アジュディミツオー
  特別表彰馬 : タガミホマレ
 2年連続の年度代表馬選出は史上6頭目、牝馬としては史上初。昨年もウオッカの年でした。

 春は、ドバイで、5着、7着。ウオッカはもう終わったのかと思わせておいて、ヴィクトリアマイルの圧勝、安田記念の大逆転。
 秋は、毎日王冠2着、天皇賞・秋3着。ウオッカは今度こそもう終わったのかと思わせておいて、ジャパンカップ、3度目の出走にして悲願の勝利。
 波乱万丈の一年は、気つけば、GⅠ3勝の年間自己ベストでした。
 あと少し競争を続けるウオッカがラストランに選んだレースは、ドバイワールドカップ。
 史上に残る名牝の挑戦は、最後の最後まで続きます。

 カンパニーの特別賞は、満場一致だったそう。
 8歳でGⅠ制覇は史上初、しかも、連勝で大団円。長い長い助走を経ての急上昇、昇ってしまえば、引き際は、あくまで、あっさりと。
 ミラクルなベテランは、爽やかに去っていきました。


   年度代表馬 : ウオッカ
   最優秀2歳牡馬 : ローズキングダム
   最優秀2歳牝馬 : アパパネ
   最優秀3歳牡馬 : ロジユニヴァース
   最優秀3歳牝馬 : ブエナビスタ
   最優秀4歳以上牡馬 : ドリームジャーニー
   最優秀4歳以上牝馬 : ウオッカ
   最優秀短距離馬 : ローレルゲレイロ
   最優秀ダートホース : エスポワールシチー
   最優秀障害馬 : キングジョイ
   特別賞 : カンパニー
 藤田伸二という騎手は、自分にとって、好きか嫌いかどちらかを選べといわれたら、後者を選んでしまう騎手で(汗)、「恫喝」などという言葉を付して語られているのを聞くと、ちょっと、引いてしまったりするのです。
 もちろん、本人に恫喝されたことがあるわけではなく(当たり前か)、聞こえてくる話のイメージだけで判断するのは良くないと思うのですが、目に見える風貌とか行動とかが、イメージどおりなので…、ね(笑)。

 そんな藤田騎手の書いた「特別模範男」は、自身について、体制(=JRA)に対して、とことん、ストレート。その小気味よさは、さすがです。

 書かれたすべてに賛同できるというわけではないけれど、印象に残った一文があります。
 ある日のこと。レース後、ウイナーズサークルで、ファンにサインを続ける藤田騎手を、“次のレースがあるので、そろそろ…”と、制止に来たJRA職員。それに対して、“レースの時間くらいわかってる”と憤る藤田騎手。
 JRAの職員も、レースを円滑に進めるのが仕事なんだから、それに対して怒るのはどんなものかと思って読んでいたら、
 「まずはファンに謝ってからストップかけろや」
 これには、正直、感動しました。

 藤田騎手のファンに対する熱い思いは、ブログでも、いかんなく、発揮されていて、そのなかで、最近、驚いたのが、これ
 ファンが興味をもっているのは、プレーだけじゃない。そんなファンの本音を、よくわかっています(笑)。

 この「特別模範男」で、藤田伸二という騎手は、自分にとって、好きか嫌いかどちらかを選べといわれたら、前者…になったかどうかは微妙だけど、“抵抗”はなくなりました。有馬記念で、セイウンワンダーに乗ってくれたしね(笑)。
 前人未到の6年連続有馬記念出走をはたし、これで引退なのではと思っていたコスモバルク、やはり、一筋縄ではいきませんでした。アイルランドとは。

 有馬記念は、五十嵐冬樹騎手がおしておしてでていくも、ついていけずに中団から。ただ、大負けせず10着に踏みとどまっているのだから(10着だけど)、それほど捨てたものでもないような気もします。
 とはいえ、さすがにGⅠでどうにかなるとは思いにくいのも確かではあるし、そもそも、出走するのに肩身の狭い思いを強いられる状況では、2歳から続けてきた飽くなき挑戦も、さすがに限界といわざるをえないかもしれません。

 それでも、コスモバルクに託されたのは、走ること(オーナーサイドが言うところの“ご褒美”であるかどうかはともかくとして)。それがコスモバルクの存在意義であるなら、とことん、がんばってほしいと思います。
 アイルランドの競馬のレベルはわからないけど、活躍して、来年の有馬記念で凱旋帰国、空前絶後の7年連続出走なんてことを夢見つつ。
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[10/04 山手のドルフィン]


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