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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 すごいレースでした。
 素晴らしいレースでした。

 長い直線、逃げるダイワスカーレット、詰め寄るウオッカ、ディープスカイ。
 1分57秒2のコースレコードに、ラスト1ハロン12.6秒という、熾烈な消耗戦は、最後の最後で、ウオッカがダイワスカーレットを差し切っていました。その差、わずか2cm。

 毎日王冠で逃げたウオッカは、今回は中団からで、これがこの馬の正攻法。いきたがる素振りはありながら、2ハロン目から11秒台が連続する淀みのないラップに折り合いがついたことで、いかんなく、末脚を発揮することができました。
 際どくなったゴールは、TV画面では、ダイワスカーレット優勢にみえ、馬が検量室前に戻ってきたときも、ダイワスカーレットが「1着」の場所に入ったので、15分という長い長い写真判定の結果、掲示板の1着に、“14”が点ったときは驚きました。なにかと波乱万丈なウオッカらしい決着だったような気がします。

 ダイワスカーレットの粘りも、驚異的でした。
 故障による7ヶ月の休み明け。単騎逃げは注文通りも、1000m 58.7秒は、未知のペース。普通なら、直線で、あっけなく飲み込まれそうなところなのに、強烈な二の脚で、外からの馬を抜かせない。
 最後のハナ差は、ちょっとしたタイミングの差でしかなく、敗れて強し、は、まさにこの馬のことでした。

 ディープスカイは、世代レベルに不安があり、一気の相手強化に対応できるかが課題だと思っていたのですが、ハナ、クビの3着は、さすが、ダービー馬の意地。
 使い込まれて良くなる馬だけに、次走のジャパンカップは、さらに期待できそうですが、今回が、本格化してから初めてと思われる、目一杯の競馬だっただけに、反動も、少し心配ではあります。

 ハナ差の4着に突っ込んだカンパニーとウオッカのワイドを持っていて、馬券は惜しかったのですが、素直に三強が上位を占めたからこそ、レースの価値が上がるともいえそうなので、これはこれで、よかったと思います。ウオッカの単勝で、少しは戻ってきたし。

 応援のグラスワンダー産駒、サクラメガワンダーとオースミグラスワンは、6着と7着でしたが、それぞれ、外から伸びて、見せ場はつくってくれました。特に、オースミグラスワンは、一瞬、やったか!?、と思う脚がありました。ほんとに一瞬でしたが。
 それでも、この2頭の走破タイムも、従来のレコードを更新。さすがに、相手が悪く、力及びませんでしたが、よく走ってくれたと思います。
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