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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 急激な業績の悪化を受けて、正社員 8,000人、非正規社員を含めると 16,000人の人員削減を行うとする、ソニー 中鉢良治社長の発言

 こういうのって、言葉が一人歩きして、本来のニュアンスとは違うイメージが付加されてしまいがちですが、それにしたって、なんなんだろう…。
 雇用を考慮することが損失でしかないように聞こえるこの発言には、社員を解雇することに対する、重さや痛みといったものが、全く、感じられません。
 業績回復を図らなければいけないのは、当然ですが、そのために考え得る様々な方策の中で、人員削減という手段を、他の策と同列には扱ってほしくないと思うのです。

 雇用が失われれば消費が失われ、消費が失われれば景気は後退する。そんな図式の中で、企業の業績は回復できるのか。
 「CSR」ということに注目が集まっている昨今、ソニーにも、立派なCSRの理念があるようですが、雇用の確保を、企業の社会的責任とする考えは、一切、ないようです。
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 会社の登記事項証明書をとることが多く、法務省の「オンライン申請システム」を利用しています。
 これがあると、インターネットで証明書がとれるので、わざわざ、法務局に行かなくてすむし、なにより、単価が安くなる。
 法務局でとると、1通1,000円かかるのが、このシステムを使えば、700円。
 正直、使い勝手がどうかと思う部分もあるにはあるのですが、結局のところは、利用させてもらってます。経費削減は重要だし。

 この間、久しぶりに、証明書をとろうと思って、システムを利用するためのwebサイトへアクセスしたら、トップページに「平成20年10月20日以降、最初に御利用いただく際にはプログラムの入替え作業が必要になります」なんていうメッセージが。
 そんなこといっても、結構、使えちゃうんだよね、なんて思って、無視して、先に進んだら、本当に使えない。
 しかたないから、トップページに戻って、「詳しくはこちらをご覧ください」の「こちら」へ。

 プログラムの入替作業についてのマニュアルがあるので見てみると、どうやら、正真正銘の“入替”、つまり、PCにインストールされてるシステムをアンインストールして、バージョンアップしたシステムを、あらためて、インストールしなければいけないらしい。
 しかも、このシステム、「JRE」という、他社が一般配布しているソフトに依存しているのですが、こちらも、アンインストールしてインストールの作業が必要とのこと。そもそも、今回の入替は、この「JRE」がバージョンアップしたので、それに対応するためのものだとか。

 「JRE」のバージョンアップが、どの程度のものなのかはわかりませんが、外部プログラムのバージョンが上がると、システムの再インストールが必要になるっていうのは、いかがなものかと…。
 普通なら、アップデートプログラムあてさせるくらいの話じゃないかと思うのですが。

 でも、証明書は、急ぎで欲しいし、どうせ、いつかはやらなきゃいけないので、マニュアル見ながら、作業開始。
 これが、いちいち、PCの再起動が必要だったり、なんだかんだと、時間がかかる。
 結局、入替作業が終わったのは、一時間後。
 これからも、「JRE」がバージョンアップする度に、この作業が必要になるんだろうか…。

 おまけに、作業の中で、いまひとつ、納得しがたかったのが、「JRE」のバージョンが上がると、システムが使えなくなるからといって、「JRE」のオートアップデートを強制停止させられたこと。
 アップデートができないということは、「JRE」にセキュリティホールが見つかって修正プログラムが配布されても、反映されないということ。
 つまり、「オンライン申請システム」を使うためには、PCのセキュリティを犠牲にしなければいけないのです(ちょっと、大げさだけど)。

 システムを万全にしなければいけないのはわかりますが、もうちょっと、融通を利かせてほしいもの。
 役所のつくるシステムだから、しょうがないんですかね。
 なんていったら、怒られるかな。
 会社の宅建業免許が、もうすぐ、期限切れ。
 自分としても会社としても、初めての更新申請なので、書類作成や添付書類集めに、悪戦苦闘…。

 知らなかったのですが、新規申請と同じように、一から書類を準備しなくてはいけないのですね。
 去年、役員が変わって、提出したばかりの、「身分証明書」や「登記されていないことの証明書」とかも、また、取り直し…。

 更新は、免許が切れる一ヶ月前までに申請しなければいけないのも、知りませんでした(汗)。
 切れる前までにやればいいものだと思ってたので、“ちょっと早いけど、そろそろ、やるかぁ”なんて、呑気に始めて、締切が一ヶ月早いのを知ったときは、それはもう、慌てたのなんの。
 不勉強は怖い…。

 前任者が残してくれた、新規申請のときの控や資料を見ながら、見よう見まねで、書類づくり。
 いろいろな人の協力のもと、なんとか、締切一週間前に完成して、提出へ。

 書類は、窓口の担当者が、その場で、厳しいチェック。
 抜けがないかに加えて、現在の登録内容と相違はないか、細かくみられるので、変更の履歴は、しっかり、おさえたつもりも、緊張。

 と、担当者が、
 「この人、本籍の住所が変わってますね」

 え?
 本籍…?

 最初の申請と今回の申請で、「身分証明書」に記載の、本籍が違うとか。そんなところまで、チェックするのか…。しかも、その人は、本籍を移したわけではなく、単なる地番変更のよう。

 「変更届だしてください。免許の更新は、それからですね」

 …

 家や土地売るのに、取引主任者の本籍が違うことで、どんな不都合があるっていうんですか!

 …

 なんて、言えるわけはないので、「申し訳ありません」って、素直に引き下がりました。当たり前ですけど。決まりですから。
 担当の方も、「本籍って盲点なんですよねぇ…」って、すまなそうに言ってくれましたが、見逃してはくれませんでした。当たり前ですけど。決まりですから。

 その他、細かい指摘もあって、この日は、退却。
 元々、一発で通るとは思ってはなかったものの、やや、がっかり。

 新たに、変更の書類をつくって、添付書類揃えて、更新の書類は、指摘事項を手直しして、いざ、再挑戦。

 チェックの時は、相も変わらず、緊張しましたが、
 …
 無事、受理されました!
 期限切れの2営業日前。あぶなかった…。

 何か不備があったら、連絡がくるらしいけど、受理さえされていれば、免許が切れることはないので、とりあえずは、一段落。
 肩の荷がおりました。

 しかし、あらためて思うんだけど、本籍が違ってるから却下、っていうのは、やっぱり、納得しがたいなあ、と。
 人物の同一性の確保ってことなのかもしれませんが、それにしたってねぇ…。

 家や土地売るのに…(以下、略)
 職務柄、研修といえば、いつもは、人が受けてるのを、後ろから眺めてることが多いのが、いざ、自分が受けるとなると、憂鬱かつ緊張。勝手なもんです。

 他社の人達と、グループワーク。
 それぞれの職場の話を聞いてると、皆、がんばってるんだなあ、と。
 状況とか仕組みとか、違いは、たくさんあるにせよ、比べてみるに、今の自分が、不甲斐なく思えたりして…。

 あんまり背伸びしすぎてもしょうがないけど、自分にできることを、もっと、探していかねば。
 大きく決意すると、かえって、くじけそうだから、ささやかに心構え。

 それにしても、研修中、よく講師にあてられたのは、ぼーっとしてたのが、ばれてたのかなぁ(汗)…。
 傘下のアリコジャパンで、いろいろと保険に入っているので、正直なところ、ほっとしました。
 ただ、その昔、債権放棄要請がまとまりかけながら、そこに公的資金が含まれていたことで、“税金で一企業を救うなんて!!”と、世論が猛反発、結局、倒産することになった会社に勤めていた身にとっては、少しだけ、複雑な思いもあったりして(事情が違うし、そもそも、あれはあれで、しかたのなかったことだとは思ってるけど)。
 
 民間企業を国が救うって、それだけみれば、モラルはどうなるのかって話になるんだろうけど、じゃあ、モラルが守れれば、どんなに多くの犠牲があってもいいのかっていうと、そういうわけでもないんだろうし、何が正しいのか、何をもって正しいとするのかは、結局のところ、ケースバイケースにならざるを得ないのかな、と。
 
 でも、モラルを守ることが唯一無二ではないっていうのは、シンプルに考えると、あんまり、いい答とはいえないんだろうな、って気はしますけどね…。
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[10/04 山手のドルフィン]


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