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人生とオムレツは、タイミングが大事
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 昨年12月、中日新聞杯で、待望の重賞初制覇。
 これで軌道にのるかと思いきや、なかなか、うまくいかないのが、この馬、蹄の故障で一頓挫。
 半年ぶりの今回、正直、不安の方が大きかったのですが、危なげのないレースぶりでの完勝は、嬉しい誤算。おそれいりました。

 これで、GⅢ、GⅡと連勝、しかし、この馬への期待は、こんなものじゃない、勝ってほしいのは、当然、GⅠ。
 次走は、宝塚記念。いよいよ、待ちに待ったGⅠの舞台です。
 昨年、サクラメガワンダーが金鯱賞を勝って、宝塚記念2着。そのリベンジも含めて、アーネストリーには、ぜひとも、その上をいってもらわなければなりません。
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 長い長い写真判定、その時間、なんと12分。
 まさか、ひょっとしたら…。
 やがて、1着と2着の馬番の間にでた、「同着」の文字。
 その瞬間、検量室には拍手が起こったとか。TVの前でも、思わず、拍手。
 勝利騎手インタビューは、先に上がった蛯名騎手が横山典騎手を引っ張り上げ、笑顔で肩を組むふたり。
 これまで見たことのない、ふたりいっしょのインタビューは、蛯名騎手のほっとした笑顔と横山典騎手のはじけるような笑顔。降りやまぬ雨を忘れさせる、さわやかなハッピーエンディングでした。

 桜花賞馬アパパネは、その力は認めながらも、いかにもマイラーの体型に、心配だったのが、2400m。
 しかし、パドックをみて、びっくり。
 10kgしぼってきた馬体は、すっきりとして、丸みのあった前走までの馬体とは一変、かといって、細すぎるとか不自然なところもなく、まさに、オークス仕様。こんなに変わるものなのか。
 馬の奥深さもさることながら、なにより、国枝調教師の仕上げに、感服しました。
 レースにはいると、道中は、これもびっくり、後方から。やや重の馬場に推進力を削がれているのかと思いきや、これもまた、オークス仕様、直線にはいると、確かな末脚。
 二冠達成は、昨年のブエナビスタに続き2年連続、史上12頭目となりました。

 サンテミリオンは、オークス6頭出し(!)となった、ゼンノロブロイ産駒の1頭。パドックでは、正直、それほど目をひかれなかったのですが(汗)、黒鹿毛の馬体もあいまって、どっしりとした印象だった気がします。
 道中は、アパパネと似たような位置、やや前で、中団待機。
 アパパネより先に抜け出し、しかし、アパパネに交わされ、普通なら、ここで勝負ありのはず、しかし、サンテミリオンは普通ではなかった。
 アパパネが鈍った分も多少はあったと思うのですが、二の脚、三の脚、食い下がって再び並び返してのゴールは、おそらく、寸前、わずかにでていたのではないかと。同着は、クビの上げ下げの、ほんのちょっとしたタイミングだったんじゃないかと思います。
 トライアルとオークスの連覇は、マックスビューティ以来、なんと、23年ぶり。最近の傾向も覆す、最後、執念の脚でした。

 2馬身離されたとはいえ、3着アグネスワルツも強かった。
 思いのほか悪くなった馬場に、1000m 60.6秒は、速いペースか。そのペースを2番手追走、直線、次から次へと、後ろから馬が来る中、先行勢の中では、唯一、ねばりこんでの3着。
 今回が骨折明け2戦目、パドックの馬体は細くうつって、ちょっと、頼りなさげ。それで、ここまで走るのなら、順調に身がはいってくれば、この秋、アパパネの三冠、サンテミリオンの二冠を阻むのは、この馬かもしれません。

 馬券は、パドックをみて、これはアパパネ絶対と思い、しかも、サンテミリオン同居も心強い(とかいってパドックの印象は薄かったくせに(汗))8枠から流して、もちろん、ゾロ目もおさえて、的中。
 アパパネの単勝ももっていて、直線のデッドヒートは熱かった。同着で配当は減ったけど、こちらも的中なって、馬券の方も、さわやか(かどうかはわからないけど(笑))なハッピーエンディングでした。
 国内だけでなく、ドバイでも結果を残してきた、牝馬二強、いや、二強の対決。
 ただし、帰国初戦であること、適距離ではないかもしれないマイル戦であること。波乱の余地も残されてはいました。

 ブエナビスタ 1.5倍に、レッドディザイア 5.7倍。
 思いのほか、差がついた印象でしたが、結果もその通り、勝ったのは、ブエナビスタ。
 後方4~5番手追走は、以前の戦法への回帰かと思いきや、レース後の横山典騎手いわく、万全の状態ではなく進んでいかなかったのだとか。パドックを見たときは、ぎりぎりの体に思えた有馬記念よりも、むしろ、よく思えたのですが、やはり、海外帰り、調整が難しかったか。
 それでも、直線、大外から豪快な伸び脚で、内田騎手が馬場の中央からたたきだしてきたヒカルアマランサス(先行策から追い出しを我慢に我慢の好騎乗!)を、きっちりと、クビ、つかまえてのゴール。
 かろうじて、保ったメンツは、しかし、今回は、保ったところに、意義あり。
 昨年のオークス以来のGⅠ制覇。昨秋の勝ち運から見離されていた感のあるブエナビスタでは、もう、ありませんでした。

 レッドディザイアは、4着。
 パドックでの馬体は、問題なくみえ、これなら、と思いつつ、去年みられた、はずむような気合が感じられなかったのも、また、確か。
 ブエナビスタ以上に、中間での不安がいわれ、ひょっとしたら、ぎりぎり間に合ったような状態。それで、先に動いていっての4着、しかも、小差なら、それほど悪くはないのでしょうが、しかし、少し、ほんの少しだけ、競走馬としてのピークを過ぎたんじゃないかと、そんな心配もしておく必要があるような気がします。次走に注目です。

 馬券は、当然の二強と、パドックでよくみえた、ブロードストリート。8kg減の馬体は絶好、マイルにも対応できそうに思えたのですが、特段、いいところなく、5着。結構、自信あったのに…。終わってみれば、広いコースでの力勝負では、ちょっと、足りないのかなあ、と。
 なんて言ってると、来年のヴィクトリアマイルで激走したりして(汗)。
 中1週での東京競馬場参戦は、先々週と同じいでたちながら、先々週よりも、むしろ、風が冷たく感じ、暑くなるのを覚悟していたので、ちょっと、拍子抜け。
 気温が上がらなかった4月の流れが、まだ続いているのか、今年の春は、なんだか、煮え切りません。

 1R、珍しく(本当に珍しく)、初手から的中。2番人気レインボーハートの単勝を1点買い。
 鞍上は、おなじみ、大井の戸崎圭太騎手。この日も頼りにします。
 調子にのって、2R、3R、続けて、戸崎騎手から買うも、こちらは、だめ。
 午前最後の4Rは、障害戦。グラスワンダー産駒テンジンリュウセーが2着にきて、7番人気の複勝的中。これで、珍しく(本当に珍しく)、プラスで折り返しです。

 午後にはいって、5R。戸崎騎手が、12番人気アラマサマンボウを3着にもってきて、複勝 1,790円!
 が…、買ってない…。
 買ってたのは、断然1番人気の単勝 1.7倍、結果は、2着…。

 続く6R、戸崎騎手を買うも、はずれ。
 7R、戸崎騎手を買うも、はずれ。
 8R、戸崎騎手の6番人気マイネルプエルト2着!
 が…、買ってない…。とことん、裏目…。
 9R、ここの戸崎騎手は地方馬で、さすがに厳しいかと思い買わず。結果は着外で、ここでようやく、マッチング。地方馬好きとしては、喜んでる場合ではないのだけど。

 10Rの戸崎騎手は、1番人気ソーマジック。パドックで馬もよくみえ、ここは勝負!…といきたいところ、2Rから8Rまで続いた相性の悪さが、どうにもこうにも、頭を離れず、他馬にも手を広げて、リスクヘッジ。
 結果は、見事、ソーマジック1着!!で、単勝、枠連、ワイド的中。ただし、リスクヘッジの分、儲けは減少。
 波にのれたのかのれなかったのか、なんとも微妙な状態で、いよいよ、メインとなりました。

 この日のメインレースは、安田記念の前哨戦、GⅡ京王杯スプリングカップ。
 いまのマイル路線は、役者不足の感が否めず、正直、このレースのメンバーも、全体的に小粒な印象。はたして、安田記念へ向けて、鮮烈な印象を残す馬があらわれるかどうか。
 レースは、アーバニティが逃げ、2番手追走がサンクスノート、この2頭の脚色が、直線に入っても、おとろえない。
 最後は、サンクスノートが交わして1着、アーバニティも、マルカフェニックスには差されたものの3着。
 タイムは、1分19秒8のレコードで、先週はNHKマイルCの衝撃のレコード、やはり、時計の速い馬場のようで、前でうまくスピードにのれた馬に利があったかもしれません。レコード勝ちは、当然、価値あり、ただ、安田記念につながるかどうかは、もう少し、検証してみる必要がありそうです。

 馬券は、サンクスノートの複勝的中。
 前走は、阪神牝馬S10着大敗、よくぞ、ひろえたものだと、自画自賛(複勝だけど)。
 しかし、これはつくだろうと思った複勝、850円。え、そんなもの…?
 前走の大敗は、不利を受けてのものだそうで、やはり、見る人は見ている。馬券のうまい人は、たくさん、いるようで、結局、このレース、当たってマイナスでした。

 最終12Rもはずれ(戸崎騎手を買うも…)、この日の結果は、13R 4,000円使って、4R的中の回収は 2,890円。先々週に続いて、マイナス。
 煮え切らない今年の春、自分の馬券もまたしかり…、なのでした(泣)。
 1分31秒4!!

 目を疑いました。
 確かに、好時計が続いていた、今開催の東京競馬場、それにしても、ここで、日本レコードとは。

 勝ったダノンシャンティは、1000m 56.3秒の猛ペースを、道中、最後方。1番人気でも、これが安藤勝巳騎手、あわてない。
 そして、単にはまっただけではない、直線の力強くも軽やかなストライド。大外から突き抜けた1馬身1/2差は、最後、手綱が緩んでました。強い。
 次は、ダービー。
 とんでもなく好メンバーの揃いそうな今年のダービーでも、この勝ちっぷりなら、遜色なし。ただ、パドックを見た感じ、2400mは長いような気も。そして、なにより、これだけのタイムで走った反動はないかと心配です。
 それでも、自分の競馬、すなわち、末脚勝負に徹すれば(そして、それが平気でできる安藤勝巳騎手ならば)、と思うと、ダービーでも、なかなか、無下にはできません。

 ニュージーランドトロフィーが圧巻、ダノンシャンティと微差の2番人気になったサンライズプリンスは、4着。
 1000m 56.3秒の猛ペースを、3頭雁行状態となった2番手グループで追走。
 積極策は悪くないにしても、このペースを、スタートから、おしておして、ポジションをとりにいっては、さすがに、つらいか。ある程度いって落ち着きたいところ、内と外からこられて、下げるに下げられなくなった事情はあるにせよ、名手横山典騎手ゆえ、少し、残念(買ってただけに(汗))。それを考えると、直線、よく粘っての4着は、こちらも強かった。
 こちらも、次は、ダービー。
 パドックを見た感じ、こちらは、距離は伸びても、というか、伸びた方が良さそう、ただ、このレースでのダメージは、ダノンシャンティ以上に大きいような気がして、ダービーでの取捨は、ぎりぎりまで迷うことになりそうです。

 馬券は、最初、パドックがよかったサンライズプリンスとダノンシャンティ、2頭からいこうとしてたのに、直前で、“ダノンシャンティ届かず3着”のイメージが浮かんでしまい、サンライズプリンス1頭軸に変更、はずれ。変更しなければ、枠連的中だっただけに、これは、痛恨…。
 パドック見て選んだ馬の1頭にエーシンダックマンがいて、1000m 56.3秒の(何度も言ってしまうけど)猛ペースで逃げるスピードをみせたんだから、ある意味、パドックはみえていたといえるかも(笑)。
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[10/04 山手のドルフィン]


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