人生とオムレツは、タイミングが大事
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不良馬場のダービーはおいておくとして、皐月賞、菊花賞を3着して、2歳王者の矜持を保った去年。
当然、今年は飛躍の年…、のはずが、春競馬も終わろうというこの時期に、まだ、1戦、それが響いて、先週の安田記念は、賞金不足で出走ならず(GⅠの朝日杯勝ってるのに…)。
せめて、ここはなんとかしてほしい、エプソムカップ、逃げたシルポートに手こずりながら、ハナ差勝ち。なんとか、なんとかしてくれました。
マイラーズC以来の出走で、馬体重の増減はなし。今回は増えてないだけよかったけど、パドックを見ると、いつも、太いような気がするので、間隔を詰めて使って、体を絞ってほしいと思うのですが、脚元とか体質とか、難しいところがあるんでしょうか…。
しかし、この勝利で、宝塚記念への出走プランもあるようで、となれば、中1週、馬体が絞れて、セイウンワンダー覚醒!なんていうのもあるかも。
条件も、安田記念より合っていると思うので、春競馬の締めくくりでの大仕事、ぜひ、出走してほしいものです。
当然、今年は飛躍の年…、のはずが、春競馬も終わろうというこの時期に、まだ、1戦、それが響いて、先週の安田記念は、賞金不足で出走ならず(GⅠの朝日杯勝ってるのに…)。
せめて、ここはなんとかしてほしい、エプソムカップ、逃げたシルポートに手こずりながら、ハナ差勝ち。なんとか、なんとかしてくれました。
マイラーズC以来の出走で、馬体重の増減はなし。今回は増えてないだけよかったけど、パドックを見ると、いつも、太いような気がするので、間隔を詰めて使って、体を絞ってほしいと思うのですが、脚元とか体質とか、難しいところがあるんでしょうか…。
しかし、この勝利で、宝塚記念への出走プランもあるようで、となれば、中1週、馬体が絞れて、セイウンワンダー覚醒!なんていうのもあるかも。
条件も、安田記念より合っていると思うので、春競馬の締めくくりでの大仕事、ぜひ、出走してほしいものです。
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混沌のマイル路線、制したのは、前々走で重賞初制覇、そこから3連勝でGⅠへ駆け登ってきた上がり馬…といっていいのかどうなのか、6歳馬のショウワモダン。史上最長記録、39戦目での初GⅠです。
ショウワモダンの印象といえば、なんといっても、重巧者。それがまさかの、良馬場の安田記念を、しかも、レコード勝ち。
確かに、ダービー卿CTを勝ち、前走のメイSでは、東京の高速馬場をクリア。ここにきての充実一途を予感させるものはあったわけで、馬の成長曲線に、セオリーはないのでした。
2着のスーパーホーネットも、予想外。
マイル前後での実績は申し分なし、ただし、過去3年の安田記念は、いずれも大敗で、東京のマイルで激戦になると、底力が足りないイメージ。そのうえ、故障やダート出走もあったとはいえ、近走不振、そして、なにより、もう、7歳。主役不在の混戦の中で、キャリアが生きる形になったか。もちろん、休み明けを使われながら、状態も上がってきていたのでしょう。
高齢馬活躍の影には、本来、中心にならなければならない、その下の世代が伸び悩んでいることがあるのも、また、確か。
マイラーズカップで“復活”、1番人気になったリーチザクラウンは、14着大敗。
前走の大外枠から一転の1枠1番は、気性の難しい馬にとっては、災いだったか、内にいたまま、見せ場なし。気性面での負荷が大きかったのもあるとして、あわせて、この馬にマイルの流れは適していないんじゃないかという思いが、あらためて、強くなりました。
ただし、レース中のものかどうかは不明ですが、骨折が判明。この結果をもって結論とするには、まだ、早いともいえそうです。
2番人気のトライアンフマーチは、4着。
昨秋のキャピタルSをみたときは、この馬にマイル路線を背負ってほしいと思ったものですが、その後は、好走はするも、いまひとつ、突き抜けきれない。
ここも、ハイペースを果敢に3番手追走、結果的には追いかけすぎたか、追い出してからは、もどかしい脚。中団以降にいた馬が上位を占める中、先行勢としてはがんばったので、力は再確認できたといえるのですが。
馬券は、トライアンフマーチ期待で、はずれ。
この日は、用事があって、パドックが見れず…。それを言い訳にするつもりはないのだけど。(本当はあるのだけど(笑))
ショウワモダンの印象といえば、なんといっても、重巧者。それがまさかの、良馬場の安田記念を、しかも、レコード勝ち。
確かに、ダービー卿CTを勝ち、前走のメイSでは、東京の高速馬場をクリア。ここにきての充実一途を予感させるものはあったわけで、馬の成長曲線に、セオリーはないのでした。
2着のスーパーホーネットも、予想外。
マイル前後での実績は申し分なし、ただし、過去3年の安田記念は、いずれも大敗で、東京のマイルで激戦になると、底力が足りないイメージ。そのうえ、故障やダート出走もあったとはいえ、近走不振、そして、なにより、もう、7歳。主役不在の混戦の中で、キャリアが生きる形になったか。もちろん、休み明けを使われながら、状態も上がってきていたのでしょう。
高齢馬活躍の影には、本来、中心にならなければならない、その下の世代が伸び悩んでいることがあるのも、また、確か。
マイラーズカップで“復活”、1番人気になったリーチザクラウンは、14着大敗。
前走の大外枠から一転の1枠1番は、気性の難しい馬にとっては、災いだったか、内にいたまま、見せ場なし。気性面での負荷が大きかったのもあるとして、あわせて、この馬にマイルの流れは適していないんじゃないかという思いが、あらためて、強くなりました。
ただし、レース中のものかどうかは不明ですが、骨折が判明。この結果をもって結論とするには、まだ、早いともいえそうです。
2番人気のトライアンフマーチは、4着。
昨秋のキャピタルSをみたときは、この馬にマイル路線を背負ってほしいと思ったものですが、その後は、好走はするも、いまひとつ、突き抜けきれない。
ここも、ハイペースを果敢に3番手追走、結果的には追いかけすぎたか、追い出してからは、もどかしい脚。中団以降にいた馬が上位を占める中、先行勢としてはがんばったので、力は再確認できたといえるのですが。
馬券は、トライアンフマーチ期待で、はずれ。
この日は、用事があって、パドックが見れず…。それを言い訳にするつもりはないのだけど。(本当はあるのだけど(笑))
前回、“時代遅れ”といったような意味合いで、「アナクロ」という言葉を使ったのですが(椎名さん、ごめんなさい(汗))、これ、最初は、「アナログ」って書こうとしてました。
表現としては、よく使われているものだと思うのですが、少し気になるところもあって、調べてみたところ、「アナログ」を、そういった意味で使うのは、誤用であると(ちなみに、Wikipediaより)。
で、もう少し、調べてみると、
アナログ … 物質・システムなどの状態を連続的に変化する物理量によって表現すること。(Yahoo!辞書「大辞林」)
ついでに、その対義語として、
デジタル … 物質・システムなどの状態を離散的な数字・文字などの信号によって表現すること。(同上)
なるほど。
本来、アナログとデジタルの違いは、“表現”の違い。
なのに、古くは、アナログ時計とデジタル時計、最近では、なんといっても、アナログ放送とデジタル放送(地デジ化すんでますか?)。なんとなく、デジタル=最先端・新しい、に対して、アナログ=前時代・古い、のようなイメージが付与されてしまっているのですね。
おまけに、アナログにとっては、「アナクロ」と語感が似ていて混同されやすいというのも、致命的なアンラッキーのようで。
ということで、勉強になりました。
これからも、勉強を怠らないようにして、できるだけ、言葉は、正しく使っていきたいものです。
といいつつ、言葉は生き物。
たとえ誤用でも、それが多数派になってくれば、そのうち、誤りとは言い切れなくなる可能性もあるわけで(「議論が煮詰まる」なんかは、意味が逆転しつつある感も。いや、自分も、“逆”で認識していたのですが(汗))、あんまり、こだわりすぎると、アナクロ、いや、アナログって言われちゃうのかも…。
表現としては、よく使われているものだと思うのですが、少し気になるところもあって、調べてみたところ、「アナログ」を、そういった意味で使うのは、誤用であると(ちなみに、Wikipediaより)。
で、もう少し、調べてみると、
アナログ … 物質・システムなどの状態を連続的に変化する物理量によって表現すること。(Yahoo!辞書「大辞林」)
ついでに、その対義語として、
デジタル … 物質・システムなどの状態を離散的な数字・文字などの信号によって表現すること。(同上)
なるほど。
本来、アナログとデジタルの違いは、“表現”の違い。
なのに、古くは、アナログ時計とデジタル時計、最近では、なんといっても、アナログ放送とデジタル放送(地デジ化すんでますか?)。なんとなく、デジタル=最先端・新しい、に対して、アナログ=前時代・古い、のようなイメージが付与されてしまっているのですね。
おまけに、アナログにとっては、「アナクロ」と語感が似ていて混同されやすいというのも、致命的なアンラッキーのようで。
ということで、勉強になりました。
これからも、勉強を怠らないようにして、できるだけ、言葉は、正しく使っていきたいものです。
といいつつ、言葉は生き物。
たとえ誤用でも、それが多数派になってくれば、そのうち、誤りとは言い切れなくなる可能性もあるわけで(「議論が煮詰まる」なんかは、意味が逆転しつつある感も。いや、自分も、“逆”で認識していたのですが(汗))、あんまり、こだわりすぎると、アナクロ、いや、アナログって言われちゃうのかも…。
椎名誠さんといえば、スーパーエッセイ…
というのも、今は昔。その当時は、よく読んでいたけれど、作風が変化・拡大、次々とでる著作に追っつかなくなってきたのもあって(本当に椎名さんはよく書きます)、ここしばらくは、脱落気味…。
でも、「本の雑誌」での連載エッセイをまとめたこのシリーズは、いまも読んでいます。
書評、雑感、行状記など、内容は多彩。ホームグラウンドでの連載ということもあって、枷なくのびのび書かれているような気がします。
原稿書きを手書きからワープロに転じた話があって、この本がでたのは1999年(11年前!)、そんな昔に、椎名さんも機械化してたんだなぁ、と思いつつ、よくよく考えると、その頃といえば、WINDOWS95や98の時代。そこで、パソコンじゃなくワープロに向かうところが、なんというか、椎名さんらしい(笑)。
なんて、(笑)といいつつ、つらつら考えると、その頃の自分といえば、WINDOWSとかいっても、かろうじて、職場のパソコンをさわれる程度(とてもとても“使える”とはいえない)。五十歩百歩のアナクロ具合なのでした(汗)。
というのも、今は昔。その当時は、よく読んでいたけれど、作風が変化・拡大、次々とでる著作に追っつかなくなってきたのもあって(本当に椎名さんはよく書きます)、ここしばらくは、脱落気味…。
でも、「本の雑誌」での連載エッセイをまとめたこのシリーズは、いまも読んでいます。
書評、雑感、行状記など、内容は多彩。ホームグラウンドでの連載ということもあって、枷なくのびのび書かれているような気がします。
原稿書きを手書きからワープロに転じた話があって、この本がでたのは1999年(11年前!)、そんな昔に、椎名さんも機械化してたんだなぁ、と思いつつ、よくよく考えると、その頃といえば、WINDOWS95や98の時代。そこで、パソコンじゃなくワープロに向かうところが、なんというか、椎名さんらしい(笑)。
なんて、(笑)といいつつ、つらつら考えると、その頃の自分といえば、WINDOWSとかいっても、かろうじて、職場のパソコンをさわれる程度(とてもとても“使える”とはいえない)。五十歩百歩のアナクロ具合なのでした(汗)。
本流ともいうべき皐月賞を勝ったヴィクトワールピサは当然の候補、しかし、青葉賞からペルーサ、プリンシパルSからルーラーシップ、そして、NHKマイルCからダノンシャンティと、期待された有力馬が、期待通り、いや、期待以上の勝ち方を見せて、続々と結集。
まさに、世代最強馬決定戦ともいうべき様相となった今年のダービー、戦前のわくわく感は、それは、すごいものでした。
見た目にも遅いかなと感じられた、逃げたウィリアムズ騎手アリゼオのペースは、1000m 61.6秒のスロー、しかも、そこから、さらにペースダウン。
レースが動いたのは、ようやく直線、転じて、一気に、上がり33.4秒の激流へ。想定外の、究極の爆発力比べとなりました。
勝ったのは、7番人気、エイシンフラッシュ。
内田騎手が、直線中央、追い出しを我慢して我慢して、一気にたたきだしてくる様は、ヴィクトリアマイルのヒカルアマランサスを思い出させ(こちらも8番人気でした)、繰り出したその末脚、なんと、32.7秒。
こんな切れ味があるのか、と驚く以前に、この馬について、ろくに検討していなかったというのが、正直なところ(汗)。
休み明けで皐月賞3着。上積みを想定すれば、ここで勝ち負けするのは、なんら、不思議なことではないわけで、しかし、今年は、あまりに、別路線組が魅力的に映りました。
1月の落馬骨折で出遅れていた内田騎手は、ここにきて、ようやく、らしさが戻ってきているように思え、今年の初重賞が、念願の日本ダービー。
“リーディングをとるためとダービーを勝つために中央にきた”と語り、“歯をくいしばってがんばっていれば夢はかなうということがわかってよかった”と言った内田騎手。清々しく、感動的でした。
初ダービー、おめでとうございます!
2着は、5番人気、ローズキングダム。
こちらも、最後の脚は、32.9秒。それで切れ負けしたのは、これは、相手が悪かった。
先週、主戦の小牧騎手が騎乗停止、中間は、挫石の情報と、風向きは、決してよくはなかったように思え、そんな状況での2歳王者の復活。個人的には、皐月賞で、かなり、評価を下げていただけに、おそれいりました。
1番人気ヴィクトワールピサは、3着。
心配だった高速馬場も、少しずつ、時計がかかるようになってきて、死角は減ったかのように思えたのですが、瞬発力勝負も、また、向いてはいなかったか。まあ、この馬も、33.1秒の脚を使っているのですが。
前半は、5番手くらいの好位置キープ、しかし、ペースが上がらなかった、というより、むしろ、落ちた4コーナーで、ポジションを下げたのが、結果的には響いたような気がします。武豊騎手が間に合わず、再びの“代打”騎乗となった岩田騎手。皐月賞で突き抜けた脚を信じたのだとは思うのですが。
青葉賞から初めてのダービー制覇なるか、無敗のダービー馬誕生なるか、2番人気とはいえ、ヴィクトワールピサに負けずの注目を集めていたペルーサは、よもやの、6着。
なんといっても、誤算は、出遅れ。思えば、青葉賞のときも、スタートは、あまり、よくはありませんでした。
4コーナー、ペースの落ちた隙をついて、大きな負荷をかけずにポジションを上げていったのは、さすが、横山典騎手、ここで、出遅れの不利は、小さくなったように思えたのですが、とはいえ、決して、なくなったわけではなく。
能力差が接近していれば、小さな不利が致命傷、ペルーサに抜けた力があれば、なんとかなったんじゃないかとも思うのですが、そこまでではなかったということでしょう。
いわゆる、直線のヨーイドン、スタミナではなく切れ味勝負になった今年のダービー、取消になったダノンシャンティがでていれば、という話には、当然、なると思うのですが、個人的な印象としては、確かに2400mをがっつりと乗り切るタフなスタミナは必要なかったにせよ、軽い切れ味だけでなく、それなりの底力も併せて求められたレースだったような気がするので、はたして、ダノンシャンティにぴったりであったかどうか。もちろん、見てみたくはあったわけで、返す返すも、残念な出走取消でした。
今回、パドックを見ることができず、馬券は、応援のトゥザグローリー(青葉賞で注目&戸崎騎手)、ルーラーシップ(エアグルーヴの仔)に、なんといっても皐月賞馬ヴィクトワールピサ、青葉賞が圧巻のペルーサ。スローペースで果敢に先行していったトゥザグローリーには、一瞬、夢を見ました。
戦前の盛り上がりからすると、ちょっと、拍子抜けだった感は否めない今年のダービー(内田騎手、すみません(汗))。
しかし、この世代が楽しみな世代であるのに変わりはないわけで、引き続き、秋の戦いにも、期待したいと思います。
まさに、世代最強馬決定戦ともいうべき様相となった今年のダービー、戦前のわくわく感は、それは、すごいものでした。
見た目にも遅いかなと感じられた、逃げたウィリアムズ騎手アリゼオのペースは、1000m 61.6秒のスロー、しかも、そこから、さらにペースダウン。
レースが動いたのは、ようやく直線、転じて、一気に、上がり33.4秒の激流へ。想定外の、究極の爆発力比べとなりました。
勝ったのは、7番人気、エイシンフラッシュ。
内田騎手が、直線中央、追い出しを我慢して我慢して、一気にたたきだしてくる様は、ヴィクトリアマイルのヒカルアマランサスを思い出させ(こちらも8番人気でした)、繰り出したその末脚、なんと、32.7秒。
こんな切れ味があるのか、と驚く以前に、この馬について、ろくに検討していなかったというのが、正直なところ(汗)。
休み明けで皐月賞3着。上積みを想定すれば、ここで勝ち負けするのは、なんら、不思議なことではないわけで、しかし、今年は、あまりに、別路線組が魅力的に映りました。
1月の落馬骨折で出遅れていた内田騎手は、ここにきて、ようやく、らしさが戻ってきているように思え、今年の初重賞が、念願の日本ダービー。
“リーディングをとるためとダービーを勝つために中央にきた”と語り、“歯をくいしばってがんばっていれば夢はかなうということがわかってよかった”と言った内田騎手。清々しく、感動的でした。
初ダービー、おめでとうございます!
2着は、5番人気、ローズキングダム。
こちらも、最後の脚は、32.9秒。それで切れ負けしたのは、これは、相手が悪かった。
先週、主戦の小牧騎手が騎乗停止、中間は、挫石の情報と、風向きは、決してよくはなかったように思え、そんな状況での2歳王者の復活。個人的には、皐月賞で、かなり、評価を下げていただけに、おそれいりました。
1番人気ヴィクトワールピサは、3着。
心配だった高速馬場も、少しずつ、時計がかかるようになってきて、死角は減ったかのように思えたのですが、瞬発力勝負も、また、向いてはいなかったか。まあ、この馬も、33.1秒の脚を使っているのですが。
前半は、5番手くらいの好位置キープ、しかし、ペースが上がらなかった、というより、むしろ、落ちた4コーナーで、ポジションを下げたのが、結果的には響いたような気がします。武豊騎手が間に合わず、再びの“代打”騎乗となった岩田騎手。皐月賞で突き抜けた脚を信じたのだとは思うのですが。
青葉賞から初めてのダービー制覇なるか、無敗のダービー馬誕生なるか、2番人気とはいえ、ヴィクトワールピサに負けずの注目を集めていたペルーサは、よもやの、6着。
なんといっても、誤算は、出遅れ。思えば、青葉賞のときも、スタートは、あまり、よくはありませんでした。
4コーナー、ペースの落ちた隙をついて、大きな負荷をかけずにポジションを上げていったのは、さすが、横山典騎手、ここで、出遅れの不利は、小さくなったように思えたのですが、とはいえ、決して、なくなったわけではなく。
能力差が接近していれば、小さな不利が致命傷、ペルーサに抜けた力があれば、なんとかなったんじゃないかとも思うのですが、そこまでではなかったということでしょう。
いわゆる、直線のヨーイドン、スタミナではなく切れ味勝負になった今年のダービー、取消になったダノンシャンティがでていれば、という話には、当然、なると思うのですが、個人的な印象としては、確かに2400mをがっつりと乗り切るタフなスタミナは必要なかったにせよ、軽い切れ味だけでなく、それなりの底力も併せて求められたレースだったような気がするので、はたして、ダノンシャンティにぴったりであったかどうか。もちろん、見てみたくはあったわけで、返す返すも、残念な出走取消でした。
今回、パドックを見ることができず、馬券は、応援のトゥザグローリー(青葉賞で注目&戸崎騎手)、ルーラーシップ(エアグルーヴの仔)に、なんといっても皐月賞馬ヴィクトワールピサ、青葉賞が圧巻のペルーサ。スローペースで果敢に先行していったトゥザグローリーには、一瞬、夢を見ました。
戦前の盛り上がりからすると、ちょっと、拍子抜けだった感は否めない今年のダービー(内田騎手、すみません(汗))。
しかし、この世代が楽しみな世代であるのに変わりはないわけで、引き続き、秋の戦いにも、期待したいと思います。
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